SOLITUDEファイナル〜ありがとうございます

昨日、無事SOLITUDE Vol.6-4 Quest Tour Finalを終えることが出来ました。

ご来場頂いた皆様、支えて下さったすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

曲をオリジナルに差し替えたり、長い朗読を曲に変えたりと改良したつもりが、やはりとても長くなってしまい、申し訳ありませんでした。

そんな中、あたたかく見守って頂いて、本当に幸せでした。


思えば、この企画は、沢山の方々との出逢いで成り立ってきたのだと思います。

自分一人ではなし得なかったことを可能にしてくれた仲間との出逢い。

ミュージシャンと一人ずつ会って、メンバーを決定していく中村君。私も立ち会った時もありました。初めて一人一人と会ったときのことや、稽古場に来てくれた日のこと、鮮明におぼえています。

ビール大好きで、本当に大きな心の熱い男、チャンヒ君。

レゲエ好きで、全体を見る意識もポリシーもしっかりある反面、本当に人なつっこい弟キャラのチョッピィ。

作曲編曲も出来るのにいつも俯瞰でバンドを見て、まわりを立ててくれ、だけど何故かあたしにはサドな(笑)スッスー。

協力して下さった長野や新潟の皆さん。
資料を送ったり、事前にご挨拶に伺ったり。
そのたびによくして下さった。そして、長野の山と湖。新潟の海。中村君のご家族。我が家。

稽古場も沢山探しました。稽古場の方々と徐々に仲良くなって、よくして頂きました。

上半期ゲストの今宮さんや大塚君。全面的に協力して下さって、忙しいのに時には話も聞いて下さって。
下半期ゲストの黒ちゃんと安。時間が無い中を、沢山お稽古に付き合ってくれ、コミュニケーションを図ってくれた。

かけがえないお客様。何度も足を運んで下さった方もいらして。

お手伝いしてくれたジョンやはなちゃん。寒いのに、狭いのに、受付席でがんばってくれ、バタバタする先輩よりずっと冷静でデキル後輩。


昨日、終わってから、妙に千秋楽という興奮は無く、冷静だった、という話もありましたが、私は個人的にピアノの席から見ていて、一人一人の共演者を見ながら、今までの日々を思ったりしていました。

確かに物語があり、音楽があるのだけど、同じくらい素のパーソナリティが大切で、成り立っていた企画だったように感じて。このメンバーだから出来ること。
奏でられる音。それを大切にしたいと切に思ったんですね。
それは、何気ない時間を共に過ごした積み重ねが、何より大切で糧になっているって思いました。

悪い意味の自己満足や仲間意識じゃなくて。

打ち上げでは、日笠君ともお話できたんです。私は、絵が好きで、絵を描くみたいに曲を創ります。その時、本当はこんな感じの絵というイメージはあるけど自分じゃ描けないから、音にしてきました。日笠君の絵に出逢ったとき、凄く好きで、落ち着くものを感じたという話をしたら、日笠君も絵を描く時には、音楽や演劇にインスピレーション受けるよ、て話してくれて。

何より、ゆうやの描く世界が、色彩豊かであたたかくて、日笠君の絵と切り離せないと思いまして。日笠君は大切な共演者です。


さてさて。
ゆうやは
「本当にケンカばかりしました」て連呼してましたが、本当です(笑)が、それは私とということで、みなさんは寛大で大人なので(笑)

人生のうちで、こんなにケンカしたのもないだろうと思います。曲に限らず、制作のことやもう些細な沢山のことで。沢山失敗したし、無駄もあったし、恥もかいたし、体も壊したし。きっと決定的に嫌なことも沢山言ったと思います。私は頑固だし、妥協しないし自己主張がめちゃめちゃ強いし、迷惑かけるし、まあ暴れ馬とやり合って、ゆうやはホトホト疲れたと思います。

正直、ちゃんとありがとうって何度言えたかは不明です。

だけど、本当にありがとう。

こんな私達の企画でしたが、よろしければまた感想お寄せ頂けたら幸いです。厳しいご意見もありがたいです。


宮ヶ原千絵