芝居!

怒涛の音楽ウィークが終わり、芝居漬けの日々が始まりました!

まず昼は、キンダースペースの新・新ハムレットを観劇しに、両国シアターΧへ。

キンダースペースのお芝居は、いつもガッツリ真摯にお芝居に向かう舞台が好きなのですが、今日のハムレットも、ガッツリえぐられました。

見ているこちらが、叫びたくなるような、腹の底からエネルギーがメラメラ沸き立ってくるような、熱があって。

筋の前にまず、そのマグマみたいなものが渦巻いて、伝染して、座ってられない気がした…

そして、斬新な解釈も面白かった。ハムレット、てこんなに面白いんだなあと思った。人間てこんなに醜い部分もあって、矛盾も抱えてて、本当に色々な感情のある厄介で不思議な生き物なんだなと思った。そのドロドロが面白いし、哀れだし、人間くさかったです。

ワークショップでお世話になった皆さん、お見送りではとても優しく気さくでしたが、一度ステージに上がれば、本当に色々な顔を見せてくださっていたなあと、改めて思いました。


興奮醒めやらぬ感じで、シアターワークショップに池袋へ。

夏にお世話になった、ジェームズサザーランドのワークショップです。

何回か、回を重ねていらっしゃるのですが、私はタイミングが合わず、久々二回目でした。

なんというか、本当に好きなワークショップだったのと、私も表現したい〜という気持ちも手伝っていたのか分からないけれど、とにかく、とにかく、楽しかったです。

ジェームズは、何か余分な「表現してやろう」ということを捨てて、シンプルに集中していくことを促してくれます。

生まれた感情は自然なものだし、本物。

足し算ではなく、引き算する大切さや、内向的にならず、外に目を向けることの楽しさ。

常に時間に追われているように。Readyでいるべき。

そして、深く考えず本能で動く。

正しいことが大切なのではなく、まずやっていくこと。

正解より、間違いをどんどんしなさい、それが発見なのだと。

危険を冒しなさい、と。

今回は3日間続けて受けられるので、よけい嬉しい(≧∇≦)

考えすぎで、内向的な私には、とても必要なワークショップだと思うのです。

ま、いざというときには、せっかちだし、本当に何も考えられないので、そちらの本能を信じようと今回は思います。