師
今日は、おくちゃんと原田レッスンでした。
先生が、実は毎日、午前中やっていらっしゃるというツェルニー50番のボロボロの楽譜を見せて下さいました。
ピアノの教則本です。
長く通っているけれど、その本を拝見したのは初めてでした。
思わず、涙がボロボロ出てしまいました。
何か大きな仕事が来たから頑張るとかではなく、毎日コツコツやることなのよね、と、ポロっと仰いました。
耳がいいだけで、偉そうな事を言っても、自分が音楽出せないと、もどかしいし恥ずかしいと仰っていました。
いろんな曲を歌って、反省しつつ、たくさんの栄養をいただきました。
が、オリジナルに関しては、どうしても先生が仰るようには変えられないものがある。
先日、自分ではっきり、これだ!というものが見えたので、ブレは全くない。
だからこそ、変えられると、メス入れられるように痛くなっていました。
そのスイッチは、自分でも説明つきませんが、その軸さえぶれてない場所なら、むしろ広げていただくことが、とても嬉しいし、たのしいものなのです。
まずいなと思いました。
自分が、コントロールできなくなっている。。。言葉にならないし、説明がつかない。
もう、それも泣けて歌えなくなってしまいました。
私、どんなに怒られても、先生のレッスンで泣いたことはないんです。
→優しくされるとすぐ泣くタイプですがね笑
なんなんでしょうね。
他のことは、素直に尊敬して歌えるのに。
だから、私は曲を創りたいのかもしれないです。
10年経ったら、音楽がきっと成長する。そうなってほしいし、そうしたら、私の言うこと分かるわよ、と言ってくださいましたが、
何年経っても変わらない。
大事な線は絶対に変わらない。
と、思いました。
その代わり、10年経つ前に、その裏打ちができるように勉強する。
と、ボロボロの楽譜を見て思いました。
偉大な先生に出会えたこと。そして教えていただいていることを、本当に幸せに思いました。
大切にしたい。