月を埋めたら?!!
いやー!!今日の月はすごい!!
空にいる感が半端ない。
光を放っているけど、強くて怖いのではなく、ぼんやりと柔らかいわけでもない。
そこにいるのだ。
実は白状すると、私は今日の昼間、お庭に月を埋めた。
月を埋めるなんて初めてのことだった。
2月21・22日のおとつむぎLiveの時に、チラシイラストレーションの日笠隼人君が描いてくれた月を見て、今村洋一君が月を描いてくれたのだ。
みけちゃん、食べてねと言われたのに
もったいなくてずーっと神棚にお供えしていた。
しかし、さすがにもう2ヶ月以上経ってしまった。
なんて事したのだろう。しかしこれは、食べられるものではなかった。
そもそも、月を食べられるわけないじゃないか。
日が経っても本当にいい香りがしたし、腐ることがない。
こともあろうか、家族は食べようと言う。
私は悩んだ挙句、今日は満月と聞き、祈りを込めて、お庭に穴を掘って埋めた。
とても不思議で、どこに埋めようか迷っていたが、ある場所だけサクサクと穴が掘れたのであった。
夜、なかなか月に出会えなかった。わたしの家のベランダから見える空の枠に、出てきてくれないだけだと思って何度も出たり入ったりした。
そして、出会えた時の出会えた感がすごかった。
あの月が、夜空に浮かび、本来の場所で光り輝いているのだとしたら。
いい香りがする気がする。