横浜ホンキートンクブルース

1980年代初頭まで本牧基地のあった横浜。沖縄をのぞき、日本の米軍基地の6割は横浜にあったといいます。

フェンスの向こうのアメリカと言われた時代。

アメリカの文化、ファッション、音楽は、最速で入ってきました。

GS時代に人気を博したゴールデンカップスは、本牧のライブハウス、ゴールデンカップからデビューしています。その名ギタリスト、エディ蕃が作曲し、横浜在住の俳優、藤竜也が作詞した横浜ホンキートンクブルース。

昨年亡くなられた原田芳雄松田優作などが歌いヒットしました。

将来の夢を持たないで、1日1日をがむしゃらに生きたアウトローもいれば、しがみつくように生き抜いた人もいる。敵も味方も飲み込み、したたかに生き抜いてきた横浜。

いつか、世代もどんどん新しくなり、向こうのものだったジャズを吸収し、 発信したのがこの曲なのではと思います。

〜横浜ホンキートンクブルース〜