イロイロ

今日はワークショップ2日目。

昨日、今まで演じた役の1シーンを3分で演じて下さい、という課題をやって。これが、ものすごい新鮮でした。

本当に色々なジャンルの方が集まったので。めちゃくちゃ面白かったんです。

ミュージカル畑の私は、やはり異質な気がしましたが、つかこうへいさんのお芝居や、映像系、静かなお芝居、野田作品などなど…演劇アラカルトで。

で、今日は戯曲を読みました。同じ戯曲なのに、こうも違うんだ…

そして、主催の方のダメ出しがとても面白い。新しい事ももちろんOKだけど、今まで培ったものを自分なりに応用したことはあるか。それが武器になるんだ…色々ありましたが…

360km運転できる力をまずつける。そうすれば60kmは必ず運転できる。

でも、実はブレーキが一番大切。コントロールする難しさをいずれ思い知る。

あ、明石役だ…と思いました。ま、まずは熱い思いとか、エネルギーがいる。でもって、それを押さえるエネルギーがいる。これはね、倍、それ以上いるわけですよ…

今までは、押さえるより、出すことが多い役を頂いてきました。もちろん出せずに、もがいた事多数ですが…

押さえるのは方法論とか、力業では出来ないんですね。あの役の場合は、優しさとか、なんかそういう柔らかくて強いものでした。やっぱり一役一役、キャラクターの持つ力なんですね。

いやー、素晴らしい役で、頭が下がり…ありがたい。もったいない。と演じながら、どこかで、なんか次は不良をやりたいとムクムク思ったり…

お芝居、て本当に面倒くさい表現だと思う。ましてミュージカルなんて。一人じゃ出来ない。予測出来ない。

だから面白いんだろうな。