セッション

昨日は、ピアニストの方と初の音合わせでした。

ミュージカルの方ではなく、ジャズやシャンソンを弾かれる方なので、色々と知らないことを教えて頂きます。私も、お伝えする。

辞書片手に、国際交流のようなものですね。

コミュニケーションを深めて、本番までに素敵なセッションが出来たらいいなあと思います。

いやしかし、先日の文楽のブログで書いた、義太夫と三味線のお話と全く同じです。

個々が独立しながら、相乗効果で楽しく行けたら最高なんですよね。

歌い手の時、私は結構120%で、熱くいたいと思ってしまいます。

というのは、つたない技術ですが、ピアノ伴奏をさせて頂く時の経験からなのです。

ピアノの時も主張しがちなので反省しますが(笑)基本的には、歌い手の気持ちを見ています。わりかし冷静です。

迷ってたら、分かることは弾くと、乗ってきて下さる。そしたら、答える。

でもエネルギーがあると、ぐんぐん引っ張られるし、どうしたいかよく分かるので、自然にそれに答える。更に熱い演奏になります。セッションしてるなと、楽しくなるのです。

ひとりよがりになりがちなので気をつけなきゃな。でも、いつも見ていて下さると思えば、変な気遣いより、仕掛けたり、答えたり、楽しみたいなと。

その場で生まれることを。