パリへの憧れ

眠い…電車でごぜます。寒すぎて、寝たり起きたり…

ま、電車で眠れるのは、日本の治安がよいからですな。

海外に行くと痛感します…でも、韓国では眠れたから、似た感じなのかも。

長らく海外行ってない。。

お芝居やってなかったら、ニューヨークはまっぴらです。アメリカは肌に合いません。食べ物も、おおざっぱなのも。

イギリスとフランスに家族で行った時、イギリス派の両親をよそに、あたしは、がぜんフランス派でした。

きちんとまとまってるよか、まとまれない魔物を抱えてる感が好きなのです。
スケールがでかい。

国民性ていうのかしらね。

派手な建物は基本興味ないんですが、ヴェルサイユ宮殿には、裏切られた。

あそこはただの夢のお城じゃない。

威厳があった。

緊迫感が未だにあるのよ…毎日、大小様々な戦いの中で生きてたんだなという…

それと、街に新旧の建物が並んでんだけど、ロンドンとか、ごちゃごちゃしてるな〜て印象。パリは、このバランス感覚、凄いなと。

どうしてお洒落にまとめられるの?て思いました。

ただ、大広場とか広すぎて怖かった。彼らは、威嚇する為にものを作ってきたんかなと思った。

そう、ガーデニングとかも、整備しすぎでないかい?

イギリスの田舎には木がなくて、丘だらけで不安になった。

防風林て、守られてる感があるのよ。

普段気づかなかったけど。ないと気付いて怖い。

恐れ多くも、名所と呼ばれるモンサンミッシェルに行ったのれすが、あれは素敵というより、不気味でした。

夜景などはさらなりでございます。

潮の満ち引きで孤島になる修道院

バベルの塔の絵を彷彿させる。

なんか考えることが極端だなと思った。

中に入った時、牢獄の要素の方が強かったのではと肌で感じましたね。

日本人て、自然を信じてる感があって、建物が優しいんだけど、彼らは、もろ戦ってきたんだな、て感じなんですよ。

永平寺の印象はそこまでストイックじゃなかったもんな。
→実際は、その中で自分を鍛錬する方が大変ですよね

月と六ペンスのサマセットモームの世界観や、ゴッホの絵、サティ、ドビュッシー。映画のベティーブルー。

実際大変だけど、描き切っちゃうのは凄いなと思うのよ。描きながら、実は憧れも込めて、多分作ってんですよね。そのストイックさに。

そのロマンチストさに惹かれるね。

パリに住んでみたいです。