稲作その2

機械化された今は、もみから苗を育てるのは機械だけど、昔はそこからやった。

苗を育てる為に、水に殺菌の消毒剤を入れる。起こした田に水を入れて(田かき)、田植えをしたら、苗を守る為に農薬を使う。どんなに無農薬といえど、最低この段階では使わないと、育たないだろうなあ。

ちなみに田植えの前に均等に肥料をあげないと、稲が均等に伸びないんだ。

知らなかった…

田んぼの水量は毎日調整する。くろ(水をせき止める為の高くもった場所)の草刈りもやる。

花が咲いて、受粉して実がつくまでが一番水が必要で、ついたら徐々に抜いていく。受粉は風と共に蜜蜂が大きな役割をする。

なるほど〜

あ、画像は稲の花です☆

専業農家は収穫高をあげる為に、この時やはり農薬を使う。全然石高が変わってしまうからね。

一度カラカラに水を抜いて、稲をいじめる人もいる。稔って頭を垂れた稲が、たおれない強い稲になるようにだ。
(なんか人間に置き換えても深い話だ)

稲刈りから脱穀(稲の粒を一つ一つばらばらにして、米選する)は今は機械でできる。

そのあと、もみすり機で皮をむいた状態が玄米。

で、精米して白米となるわけです。

お米になるまでには、本当に沢山の手間がかかっているんですね。

ちなみに、二個目は昔田んぼだった所。こんなふうになってしまうんだ…