秘書

最終稽古…


今日は、発見がありました。

一つだけ、強烈に具体的だった事が自分としてはあり、じゃ、ほかはやっぱり曖昧だったなと思いました。

自己満足かもしれないけど…どうやって他を高めていったらいいのかもがこう。
もちろん、できたと思った事も、幻かもしんないし深めたい。

あと、凄く基本的な発見…秘書役なのに社長の事をあまり知らないで、曖昧に演じていました。社長も秘書も、実はモデルの方がいる役なのです。

さーっと記事を読んだくらいでした。

社長役の大塚さんにお話ししたら、すぐにその方の本を貸して下さいました。

とても魅力的な方。大塚さんが魅力的なので、それだけで演じて満足していた節があり、反省…

余談ですが、実は私の父が、数年前まで、社長秘書でした。異例の抜擢で、初の男性秘書ということでした。

当時、泊まり込みでよく仕事をしていました。

男性秘書だから、違うかもしれないけれど、よくドラマに出てくる綺麗なミニスカートの秘書がいますが、ああいう世界ではなかった。

天地人の直江ほどでもないけど、あちらに近かった。腹心て感じでした。

秘密を抱えた、孤独な仕事。どんな時でも社長に対応しなければならない。プライベートも無い時もある。スーパーサポーターなのです。

父は家では、ワンマンで怪物のような人ですが(笑)、仕事になると、違ったんですねえ。

仕事の根っこに、目には見えない、信頼関係を感じました。

それが基本にあったから、あそこまでやっていたんだな…


私は、およそ秘書には向かない性格ですが(笑)、だからこそ、役として演じられる部分をもっと見つけたいと思いました。