大和ミュージアム

まったりと大和ミュージアムへ。

戦艦大和をはじめ、日本の海防を担ってきた呉の歴史が展示されていました。

が、女の子な私達は、難しい内容が入ってこない…

だんだん見ていたら、戦争の部分は辛くなってしまいました。が、一方で、海のロマンを感じる部分もありました。

気分は海猿(単純)

ミュージアムを出て、桟橋で長いこと話しました。ずっとずーっと喋っても飽きなかった。

彼女は学生時代の友人で、実は一本、舞台を一緒にやった2ヶ月間しか、ほとんど一緒に過ごしていません。でも、濃密な関係でした。

10代だったし、アマチュアだったし、未熟だったろうけど、私にとって、大切な演出家です。

凄くストイックでした。どこかで文章に寄せましたが、私が役を出来なくて辛くなり、彼女に謝ったことがあります。

「それは、無しだ」
お互いストイックに向きあって、作ろうとしている時に、甘えた言葉だという事に、気づいてない。私はそれほど、何もわかってなかったんですよ。

しかし、あそこまで追い込んで、突き放してくれる信頼関係で芝居を作る人は、そうそういない。

プロの世界に飛び込んで、一流と言われる方にお会いした今でも、ひけをとらないです。

彼女と芝居したあと、壁に向かって稽古しているみたいに感じた事があって、ああやっぱり、俳優は鏡が絶対に必要なんだと思いました。

絶対に信頼できる鏡が。

それで、横山先生のところに行きました。どんなに凄い人で遠い人でも、生きている人なら会えるて思っていた。ラッキーだったんですが。

今、別の現場で、また魅力的な石塚さんという方に出逢えたこと。

宝です。

横山さんにしろ、石塚さんにしろ、本当にストイックに芝居作りをして、辛くなる事もないわけじゃない。でも、いいもの作る為なら、いい。ハードルをくれるのはありがたいから。