いよいよ出発の時が来ました。

17時45分、宿泊先の松山へフェリーで渡ります。

夕暮れがあまりにも綺麗で…

アースカラーて穏やかな色っぽいけど、実は自然てビビッドだよね」

彼女の言葉は、やっぱり素敵。

女の子らしく、恋バナなどもしつつ、おセンチになり(笑)

でもね、なんか久しぶりな気がしなかったし、また会える気がしたよ。


甲板からずーっと手を振りました。

彼女の姿が小さくなって見えなくなる頃、呉の街が、バーッと広がってきました。

街の灯が、ビーズみたいに灯り始め、宝石みたいに綺麗でした。

大好きな船の旅。

いつもは船頭に立つけれど、呉を眺めていたかったので、船尾にいました。

しばらく波の音を聞きながら、夕暮れを見ていたら、急速に眠くなりました。

船室に座ったら撃沈して爆睡してしまいました。