奇聞屋

夜、昨年秋にお世話になったライブハウスに伺いました。

皆さんお好きな詩や文章をお持ちになり、希望者は吉川さんというお店の代表でピアニストの方が、弾いて下さる。

今日は朗読の日というお店のイベント。

中村君が声をかけてくれ、SOLITUDE VOL.2メンバー鈴木香里ちゃんと三人で。

様々な方の語りがあり、とても楽しい時間でした。

音楽無しで読まれる方が多い中、お一人、吉川さんのピアノで、詩を読まれた方がいらっしゃいました。

完全な曲のように、メロディーが途切れないのですが、詩とまさに溶け合って、しかも言葉が伝わってくる。

音楽の色合いが、とても優しくて素敵でした☆
こんな事を言ったら失礼かもしれないけど、私の好みの色合いのピアノ。

朗読された方は、歌い手さん。音楽の中で、しっかり言葉を伝える事を知っているから、流されず溶け合う事ができるんだな♪とても雰囲気のある方でした。

朗読に、どうやって弾かれるのか。とても実は、興味がありました。

かつて、詩の朗読を学んでいた時、音楽をかけたら読みやすくなるから、かけないよ、と先生がおっしゃいました。
音楽の力が強いから影響されてしまう。

逆に弾く側になると、演者を尊重せず、壊してしまう気がして怖いです。


吉川さんは、完全な即興は弾かれない。原稿を見て、出来れば事前に打ち合わせされて弾かれる。

なるほど。

どうやったら、演者の世界を一番大切に出来るのか、考えていらっしゃるんだな。と思いました。
流れを把握して、ぱっと、およその作曲をされるんだなと。あとセッションしていく。

今度は、朗読してみたい。作曲の脳みそを捨てて、演者になりきって。そしたら、きっと新たな発見がある。そんな気がしました。

私達も、オリジナルなど流れで歌わせて頂いてしまい(>Σ<)なかなかテンポが複雑なので、今日は私が弾いてしまいました…いつか是非☆