ポジティブ

新しい事を始めるのは、ワクワクするものだ。

小さい時は、イコール、一つずつ大人になっていくような気分にさせてくれた。

ふてんのリズムが、どうしてもわからなくて、ある日、できなかったスキップができたら、☆て感じでわかった!

自転車に乗れた時。

毎日、当時仲が良かった子が、ハンドルの握り方から何から教えてくれて。休みの日は父に習い。最終的に、ある雨上がりの日に、中央公園で奇跡が起きた。

「放さないでね」と言ってこぎ出したけど…

あれ、走れてる〜?

「さわってないよ!」と父が笑っていた。

泳ぎもそう。浮く、て信じられなくて。毎日、学校の夏休みプールに行って。

親切な先生が、それこそ毎日けのびに付き合ってくれ、手を放さないでと思っていたある日、気づいたら手が無いのに、足をつかないでいられた!

二重とび。

空中前回り。

一輪車。

できないからと言って、悲しみもあまり無かった気がする。
なんか、ひたすら遊んでいたら、できていた。


できた時の喜び、今まで知らなかった世界が広がる奇跡。ただその連続だった。


大きくなると、出来ない事がとても辛く悔しく、泣きたくなるなんてことがザラで。

できることなんてたかが知れてるわけだから、いちいちクヨクヨしてたら身が持たないのにね。

今、本当に新しい事を始められるので、ワクワクしている。

すべてもう一度、この気持ちで見つめられたら、もっと楽しくなるだろうなあ。