音楽と時

昨日までに、なんとか最終的調整が終わりました。今回、どういうわけか、すごく時間がかかってしまった…今までは時間が無く、この段階で本番。先生のところに伺わずでしたが、今日見て頂けるので、逆にドキドキです♪

音楽、て時代を背負っているから、ものによっては、そのアーティストのその声で、そのアレンジでしか聴きたくない!ていうのがあると思うんです。

例えばホイットニーヒューストンのALL AT ONCEとか大好きだけど、なんか時代感じるんですね私は。

でもボディーガードのテーマなら、今歌われても、普通に感じる。これ、不思議だよなあ。

子供の頃流行ってた、レベッカのフレンズ、渡辺美里My Revolution米米CLUB浪漫飛行、例えばだけど、うわ、懐かしい!ていう感じします。

きっとその頃大人だったら、もっとその時あーだった、て思い出が蘇ってきちゃうと思うような曲。

それを敢えて、歌っちゃいました、てやってももちろん面白いんですけどね。

かえって古くても古く感じないもの。だからよい曲、悪い曲、ていうのとは違うんですが。

今回、古い曲も歌うんですが、古すぎるものは、かえって歌う抵抗は少ない気がしてました。

でも、同時代の方からしたら、歌と共に自分の人生とか、うわ〜と蘇ってくるわけですよね。

私もここに来て、小さな頃の横浜に行った記憶が蘇ったんです。

朝の山下公園で、初めてホームレスを見た。衝撃でした。潮の香りが強くて。
怖いところ。横浜に対する最初の印象。

なんか、暗さもありましたね。独特の。

ずっと忘れていて、大きくなって、同世代で遊びに行けるようになった頃の横浜は全くそういうイメージ無くて。

凄く綺麗で、夢がある。レトロなとこもお洒落☆

でも横浜の持ってた歴史の匂いっていうのかな。なんか断絶してる感はあって。

色々な歌を歌わせて頂くようになって、急に思い出して。怖い!てのは短絡的だけど、確かにあれは1つの匂いだったなあて思いました。

それでも、もうかすかだけど、その匂いがずっとまた昔の街の歴史につながっているような。

歌から、知らない時代が感じられるんだから、やっぱり音楽は凄いなあ。