中国と日本

第二次大戦後、戦勝国である国の中国人が住むの中華街は、食料豊富な場所。それでも、アメリカが駐在する横浜では、アメリカ兵相手の夜の街、怖い街とされていた。この辺りの事情は、8月のヨコハマメリーさんで、詳しくお話しましたので省きます。

中華街で日本人向けの料理を改良し始めたのはこの頃で、高度経済成長で、日本人もゆとりができると、今のように徐々にグルメの街になっていきます。

あまりお話しませんでしたが、歴然と差別がありました。華僑の教えにはもともと、三把刀という言葉がある。

ハサミ、カミソリ、包丁。(服、床屋、料理人)このどれかあれば食いっぱぐれない。明治時代、西洋人は、関内以外の日本に住む事が出来た。しかし中国人は安価な賃金で雇用が出来、日本人の仕事に影響するからと、この三把刀以外の中国人は、中華街以外に住めなかった。

数を制限されたり、日本の大学を卒業しても就職できないので、アメリカに留学した…

中国が改革解放政策をとってから、日本にまた大量に中国人がやってきて、今も増え続ける。古い老舗がつぶれる中、新華僑の店ができたりしています。

♪中国と日本

中華街をやるにあたり、本屋で運命的に出会った本があります。さらについこの間、9月3日に出た本。とても面白いし、元気が出ますよ。

どちらも、萬珍楼のオーナーのお話です。

「横浜物語 中華街編」
「なぜ横浜中華街に人が集まるのか」