やがて

時は流れ、日清戦争が起こると、中華街の半数は帰国。

この時、孫文は中華街に亡命しています。神戸共々、横浜は孫文にとって、とても重要な場所です。つまりは、中国の近代にとってということになりますね。

大正12年関東大震災で、レンガ造りの街は壊滅。それでも、人々の努力で、独特の異国情緒あふれる昭和モダンの街が出来上がっていきます。

♪蘇州夜曲(清ソロ)

もともと中国人は帰葬といって、お骨だけは本国に帰る方が多かったのですが、次第に減っていきました。震災や第二次大戦にかけての日中関係悪化により、難しくなった。しかし一番には、この横浜をふるさとと思う世代が増えたからと言われます。

和製の中国の歌をお送りしたので、対象的に中国の民謡をと思い選びました。北京オリンピックでも歌われ、トゥーランドットにも出てくる美しい歌です。

茉莉花(宮ソロ)