お稽古と読書

お稽古は雪の中、ガンガン進んで。

今日は、大好きなナンバーの振付。楽しかったです♪

そして、初めてこのメンバーで当たるお芝居稽古(詳しく)がラストまで行きました!

再演を重ねているとはいえ、本当に急ピッチで稽古が進んでいます。毎日沢山振付があり、歌は2日目から、ガンガン。そしてお芝居。私も勿論バタバタですが、客演さんは本当に大変だと思います。

でも、確実に新しい風を頂いている気がする。

今日も少し、役のことで話したりしました。すごく面白かった。こういうのが、実は一番大切だなあと思ったり。

台本に書かれてないこと。台詞のないとこ。

そのコミュニケーションが、実際台詞のときに、本当に重要になってくる。

今はまだ固めたくなくて、一人の時は色々読んだりしてます。

下田治美の「愛を乞う人」、蜂飼耳の「転身」。いわさきちひろや、ジミーさんの絵本。

愛を乞う人は、あまりにも有名だけど、怖くて読んだ事なかったんです。

映画は、やはり時間おいて見ようかなて思った本でした。暴力は、やっぱり怖いのです。

蜂飼耳さんのは、図書館で表紙に惹かれて借りてしまいました。全く知らない方。もともと詩人の方で、文体も内容も、不思議なイメージが繋がっていく感じ。私、こういう文章好きだなあ。

北の島でマリモを育てないかと誘われた主人公は、様々な不思議な出会いの中で、母になったり、シマフクロウやアザラシ、鯨なんかとも繋がっていく…アイヌなんだろなあと思うような人たちが出てきて、その暮らしに触れた事が、なんとなーく書かれ。

きっと生き物はみんな、昔はひとつの世界で一緒に生きていたんだな、て事が、自然にすーっと入ってきました。

ふむ。心も体も。なんか、色々繋がっていったらいいなあと思います。