あだ名

今日は、ダンス稽古で久々にステップスへ。次回、boy beに向けて、ダンス部の方が見てくれ、細かいチェック
 
来週からお稽古なので、もうエンジンをかけていく時期です。しっかり今日の復習せねばな…でも休んだのが効いて、楽しいですかくして、引きこもり卒業(笑)
 
さて、今日はあだ名について書いてみようと思います。コメント頂いて、長くなってしまいそうになり…
 
いまさらなんですけど(笑)私は、みけと呼ばれていますが、本当は千絵です。猫に似ているからではありません
 
中学校の頃は、みやがとか、みやけと呼ばれていました。そう、宮ヶ原の宮ヶの変形です。
 
 
高校に入ったら、それを更に先輩が変形し、みけと名付けてくれました。
 
その頃から、猫に似ていると言われましたが、それは後付けです。
 
大学に入ったら、千絵という子が別にいたので、もともと千絵と呼ばれ慣れない私は、みけを続投しました。
 
千絵と呼ばれると緊張しました。家では、チーと呼ばれ、よそに出かけると「千絵ちゃん」とか親が言うのが気持ち悪くてたまらなかったんです。だから、よそゆきの本名という感じがありました。
 
仲良い子や親しい方は、みんな、みけと呼んでくれたし。
 
でも、外国語を習うとき、外国人の先生てファーストネームで呼ぶじゃないですか。私は、初めて、千絵という響きが、シンプルに体に響いたんです。
 
あ、あたし、千絵だ。
 
と思った。
 
日本語だと、気を使っていることが沢山あるのに、外国語は不器用でしゃべれないから、かえって素直になれた。
 
媚びなくてもいい、おちゃらけなくてもいい、演じなくてもいい自分。逆に甘えが許されていたけど、実のところはどうなのという自分。
 
女優になって、色々な名を頂いていると、またみけとは違う、色々な人格になります。でも、役は自分と違うし、役の人物に敬意を持って臨む部分があるので、演じてない時は、呼ばれても即、「はい、私です!」とはならないんですよね。
 
そんなこんなで…女優になってから、私は、千絵でいる時間が前より出来たし、それがとても大切になったかもしれません。前は無意識だったけど、ちょっと名前が好きになった。
 
女優とか関係なく、等身大の女性でいる自分。無理なく、でも責任を負って生きている自分。
 
千絵と呼ばれることは未だにほとんどありません。たまに呼ばれると、ドキッとしてちょっと見透かされた感がある。でも、千絵と呼ばれても何気なく立っていられる自分でいたいと思います。
 
まあ、今は色々な場でお仕事をする事が多く、あだ名が大量に増えました。我ながら、微妙にモードを変えているのが恐ろしくなるほどです。私に限らず、皆さんそうだと思います。人間て面白いですね。