再会

今日は久々に、高校時代の友人に会いました。音楽部〜合唱部の友人です。
 
社会人の合唱団の定期演奏会。宗教曲を中心に歌う団体で、所属しているむうやんと後輩のレオち(*^o^*)
 
チェンバロオーボエ、弦楽器。100人近い合唱団。4人のソリスト。演目はバッハ。
しかも、レベル高し(*^o^*)
 
 
紀尾井ホールは木の暖かさが感じられるあたたかで格調高いホール。
 
正直、心地よすぎてクラシックは眠くなるのが常なのですが、違いました!
 
いや〜懐かしい!!
 
バッハのミサ曲は歌ったことないですが、ミサ曲は基本的に、歌詞が同じなので、あのハーモニーの感じも含めてズンズン来ました。
 
武蔵野音大のバッハザールという素敵なホールで、合唱祭に出たこともあるのですが、今日の木目調の感じで、強烈に思い出しましたね〜
 
授業の前、昼休み、放課後、帰り道、二人以上いたら絶対にハモっていた私達。お気に入りは宗教曲や、マドリガル(中世の民衆の歌 )といったアカペラでした。
 
お金も楽器も何もなくても、二人以上いたら音楽が出来るということを知って、ただただ楽しかった。
 
今日はその声が、楽器とこんなに素敵に合っちゃうのか〜という不思議に鳥肌。
 
 
帰り道は、出演者の二人は打ち上げなので、再会したサミーとお茶しました
 
サミーは小学校の先生をしています。彼女は、人を楽しませる天才だし、それでいてリーダーシップもある、超頼れる友人。
 
高校時代は、ミュージカルのパロディをやって、アニーの悪巧み三人組を一緒にやりました。そこからの仲です
 
先生も、台本書いて演じるとこあるから役者だよとサミーはいつも言います。サミーがやってる授業て、どこにもないような面白いのばっかりで、いつも本当に感心。
 
私も子供だったら、サミーの授業が受けたいもんなあ。
 
子供が好きなのは勿論だろうけど、ああいうの考えんの好きなんだろうなあ。
 
色々な話に花が咲いたのですが、帰りに突然、サミーが言い出した。
 
「結局、長年、課題が一緒なんだよね。肩の力を抜けって事なんだよ」
 
 
 
 
サミーどうしたの?
 
サミーは長年、鬼剣舞という岩手の踊りをやっています。が、その話じゃないみたい。
 
「なんかね、一生懸命やるとか、やり切るって意味が、呼吸が苦しくなったり、辛くなったりしないと、怠けてんじゃないかと思ってしまう。そういう勘違いで走ってっちゃう。
 
踊りは、丹田だけで、上半身や肩の力を抜いてやった方が大きくて、しっかり見える。でもそれは全部同じなんじゃないかと思ったの」
 
 
サミー(◎o◎)
 
 
私も同じだ、同じ。
 
 
だけど自分で気づくサミーは偉い!
 
 
というか、サミーはお見通しだったのだろうか…
 
 
 
持つべきものは友だ。今日改めて実感しました。