ロック・ザ・フィガロ写真館7

お待たせしました。こちら、座長の妹のお春、井上珠美さん。もうほんとに、お芝居もですが、歌、むちゃくちゃかっこよく、ユーモアも半端ない憧れの方です。



珠美さんといえば、ステップスのサクセスストーリーの元祖、竜子さん。

売れない三人の歌手が、コーラスを組んで、スターになっていくストーリー。歌も、モータウンのブラックなブルース、ロック、POPとめちゃかっこいいナンバーが揃った作品。

私は恐れ多く、研究生時代の卒業公演で、サクセスの童謡歌手を演じることになった。そして見たのでした。4バージョンくらい再演した、過去のサクセスストーリーのビデオ。見まくり、録音して聞きまくり。なんなんじゃ、このかっこよくてあったかい声の持ち主は。

そう、私にとっては、そういう伝説の方だったんですよ。

現実の珠美さんは、もっと素敵でした。電車でご一緒した帰り道などは、いつもお話聞いてるうちに、ほろほろ涙が出るようなお話をしてくださいました。

あるとき、楽屋で手ぬぐいを頭に巻いていらして、まゆみが、世良公則みたいですね、て言ったら、すかさず「あんたに〜」と歌ってくださるし

椅子立つときに、私が何気なく「よし、いくぞー」と言ったときに、すごい目をされて、かなり一時停止な感じでこちらを見られていたので、どうしたのだろうと思ったら、

「でてこなかった、吉幾三の曲。」とおっしゃって…

私がそれを忘れて、また次に
「よし!」と言ったら
「あれ、いくぞー、て言わないの?出てきたのに。」と歌おうとしてくださってました…まだまだ、腕のない私です。

いろいろ至らない私ですが、またこれからも見捨てずよろしくお願いしますm(_ _)m



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