八月の雛祭り

今日は、以前にお世話になりました劇団SHOWさんの「八月の雛祭り」にお伺いしました。



Steps時代のお芝居の恩師、平田先生が演出され、安野由記子ちゃんも出演されています。大嶋先生、音響の太田君にも会えました!

シニアの劇団の方で、かなりご高齢であるにも関わらず、(80歳以上も何人もいらっしゃるんです)かなりアクティブに活動されています。

ななんと今回、劇団の中の山本瑠璃子さんのオリジナル作品なのです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

実はこの作品は、半年前には朗読劇でした。
それを試行錯誤の上、演劇にされて、今回上演されたんです。

いったい、このパワーはどこから来るんだ!
本当に凄い!!

ご指導された平田先生も凄い!!!

戦争を知る世代だからこそ、伝えたい思いがあるんです、と前にお伺いしました。

お話は、実際の瑠璃子さんのご家族をモデルに、

認知症が進んだお母様をご兄弟でどう面倒を見るのか。

という家族会議から

お母様が呟いた、

「お雛様は元気なの?」の言葉の謎を解くお話。

八月の終戦記念日に開けた、お雛様の思い出が蘇る…

戦争の事も大きなテーマなのですけど、私は、

もう1つの大きなテーマ、

老い

が、どどーんと来ました。

両親を思いました。

そして、リアルに演じられている皆さんが、実は現在向き合ってらしたり、これから向かう未来のことでもあるわけです。もちろん、介護する側として、今関わってらっしゃる事も含めてです。

説得力半端なかったですし、とても勇敢だと思いました。

客席もご高齢の方が多く、皆さん、本当に感動されていました。実際の瑠璃子さんのご兄弟もみえていました。

お雛様も実際のもので、桐の箱に入っていて、本当に素敵でした。写真も撮らせてくださいました☆



それぞれの世代に、それぞれの演劇があるんだな、て思いました。

もちろん、すべての世代に通じるものだと思うし、逆に私たち世代が見た方がいいんだろうな、て思ったりもします。

安野も、すごく溶け込んでて素晴らしかった☆

いやしかし、あんな大先輩があんなにバイタリティー持って活動されてるのは、心底パワーもらいました!