ある場所から場所に移動する間、一時間半くらい時間が空いて、しかも一人で過ごさなきゃな時、どうしますか?

私は、図書館か、お茶しながら本読むか、ウィンドーショッピングか。でも最近、目を使いすぎて、近視の私はボーっとなりました。

ベッカーズクリームチーズクロワッサンに癒されつつ。

目の前の窓から、駅が見えます。ひまだよー(>_<)

なんか、面白い事ないかな。待てよ。これが舞台だったら…

行き交う人々の風景にしか、始め見えなかったんですが、一人、凄く気になる人がいます。別になーんにも面白い事はやってない。

「ひたすら誰か待ってる」んです。ガードレールに寄りかかってます。

 私の位置からは背中しか見えません。どんな人かもわからない。携帯見て、時々缶コーヒー飲むくらいで、殆ど動きません。(缶コーヒー見えてなかったから、妙に面白かった)

ありゃ寒いよ。もう一時間近いよ。

 せっかちな私は飽きて、短編一個読み終わって、顔上げたらまだ待ってる。

まだ待ってる。

体制立て直して、また待ってる。

こうなると、意地でもどんな人を待ってるのか、見たくなる。

と、二人来ました。若いアンチャンだったみたい。さすがに立ったけど…早く移動してあげないと寒いよ。

まだ三人で喋ってる。きっとまだ待ってるんですね。

あ、何か会話あって…移動した。消えた…また前の風景に戻る。

これで、一つストーリーか、ほう。ストーリー、てこういうことね。アンサンブルシーンの中で前で芝居があるの、てこういうことね。

また新しい関心が生まれたら、新しいストーリーが始まる。でも、もう行かなきゃ。

あっという間に時間が経ちました。