(無題)

もう2月5日なのね。はやーい(ρ°∩°)

今日、すまけいさんと鷲尾真智子さんの天切り松闇がたりを見ました。朗読劇でしたが、バッチリお芝居でしたね。

舞台はろうそくの灯りだけで、古い木の机と尺八の音楽しかない。そこに腰掛けた、すまけいさんの語り。

味わいがあって、あたたかな空気が流れて。ふくよかな声で。粋でいて、懐かしいのです。鷲尾さんは少年役なのですが、エネルギーが凄くて。

昨日、能の弱法師を見たんですけど(初めて能をちゃんと見ました)、出てきた瞬間、異様な生き物というか、明らかに人ではないものが存在していて、空気が圧縮されてく感覚を覚えました。

神というにはあまりにどろどろしてる気がした。

能面がツルリとしているから余計に。

朗々とした声が余計に。

素顔があえて見えないから余計に。

怖いのか切ないのか
、とにかく不思議な気持ちで見入ってしまいました。

昔、ダンスの某先生に、人前に立ったら、なんかくれ、て言われました。ただやるだけじゃなく、何かくれよ。

急に思い出した2日でした。

それが俳優なんだな。