太陽の匂い 彼方の水源

了さんの舞台は、シチュエーションがお葬式でした。

boybeのことも、おばあちゃんのお葬式のことも、3月のことも、全部がつながっているような気がして、不思議な感慨が残りました。

お芝居を見に行ったんだけど、カタルシスを感じるとかじゃなくて、普段の自分の事を考えていました。人との関わりとか、思い出とか。

お芝居なんだけど、普通の生活の1シーンに居合わせたような気がしたからかもしれません。

 熱くて激しい方と思っていた。それが、私が思っていた表現とは全然違っていました。

話の筋を理解するとかじゃなく、劇場で味わっていた何かが残っている感じです。深くて、厚みがあって、静かで、確実な。

あたしは、やはりまだまだ浅はかだったんだ…本番前に見に行けて、本当に良かったです。ありがとうございました。

それと、魅力的な俳優は、つまりは魅力的な人間て事なんだな、と思った今日でした。