ホタル

昨夜、実はピラティスに急遽行かなかったのです。
着替えてさあ、これからだというとき…

「ホタル見に行かない?」家族からの電話…強引な家族…

「…い、いくよ…」

慌てて着替えて外に出たら、パラパラと雨が…
もうレッスンも始まり戻れず、雨じゃ行けないし、悲しくなってしまいました…

悔しくて、

「たかが虫のおしりが光ってるだけじゃねーか!」
を心で連呼…

かなり楽しみにしていたレッスンだったのにさ…

こうなったら雨だろがなんだろが行ったると思ったら、やんだのであります☆

我が家から車で40分くらい走ると、灯りのない、森と田園の中に清流が流れています。小雨がまた降り始めた…

窓を開けると、涼しい静寂の中に蛙の声…灯りがなくなってきたよ…

そして…

いたよ!

ホタルが一匹、光って消えてまた光り、まさしく飛びながらこちらに来る…

と思ったらあっちもこっちも…

10匹くらいがいっきに飛び交う瞬間も!

すごい〜

去年も来たけど、こんな飛んでなかった…

まるで、ホタルおじさんとかがいて、闇夜にこっそり電球パフォーマンスで歓迎してくれてるのかぐらい完璧でした。

あれがこの世の生き物なんて本当に神秘的だ。儚く切ない。

たかが虫のおしりが光ると言った私でしたが、光るなんてそれだけで凄いよな。

明るいけど、慎ましく光って。

起きた今では、まるで夢の中の事のようです。