日食と虫

今日は皆既日食。見られるかなあ。

昔、あれは日食じゃないと思うんだけど、雲で丸く傘がかかった太陽の影を見たことがありました。そんとき一人だったんですね。

おっかなかった…

 昔の人は、絶対怖かったろうなあ。

 古代ギリシャ人さんありがとう。ガリレオさんよありがとうですよ、全く。はるか昔なのに、地球が丸くて回ってるなんて、本当によくわかったよな。科学の進歩がなかったら、世の中怖いことだらけだったよ。

私は、およそ科学的な人間じゃないと思いますね。古代に生まれたら、間違いなく、研究者になって謎解きしないで、祈る巫女さんになろうとしたと思う。

日食というと、古事記の天の岩戸を思って、神秘的な気持ちになりますし、納得しちゃう。太陽が隠れるのは、恐怖だったと思うのよ。

こないだ、実際に肉眼で日食を見た相当の数のドイツ人が、20世紀初頭、失明したというニュースやってましたが、悪魔とかの発想の正体、てやっぱりこういう自然の脅威だったんだろうと思います。あと病原菌。

今朝のニュースで、毛利さんが日食をきっかけに科学者になった、ておっしゃってました。南極の日食の映像が出てましたが、凄く綺麗でした。私なんか、ああ綺麗☆だけで、研究する発想ないもんなあ…

若田さんなんか、4ヶ月半も宇宙にいるんだもん。本当に凄い時代だよ。いずれすぐ、手塚治虫の漫画のような時代が来るでしょうな。

でもね。ただでさえ、地球の生態系変わってきてんだから、宇宙まであまり汚さない方がいい気がする…冷戦時代でもないんだから…

最近、実は体中を虫にやられて、やっと治ってきたんです。今回の恨みは大きく、そして痛烈に感じましたね。

農薬や殺虫剤でも生き残ってきた奴らは無敵だし不死身だよ。人間なんてイチコロだよ。

あいつらは、地球最後の日が来ても、生き残ってる。

人間が滅亡したら、奴らの時代でしょうよ、間違いなく。

絶対そんなの嫌だ。あいつらだけには負けたくない。あたしと関係なく生きててくれる分にはいいけどさ。

とにかく、あたしの目が黒いうちは、宇宙を汚すな。むちゃくちゃな論理だけど(笑)