RENT

今日は、RENTの映画を観ました。劇場に行けないので、家で観ました…

この作品、こんなに愛に溢れてたんだ…

そして、こんなに自分貫いて一生懸命生きる話だったんだ…

あたし、実はこれ初めて観たのニューヨークでしたのよ。
10年以上前かな。できたてだった。

フォッシーもライオンキングも初演だった。キャバレーがトニー賞を取った年ですな。

ジキルとハイドなんかB級と言われ、カルトファンしか行かないからとかで、誰も一緒に行ってくんなかったんですよ。

で、RENTは、まず言葉はわからないが、女の子の追っかけがすごかったのと(アダムパスカルの)、客席がニューヨークの若者☆☆☆て感じで、他の劇場と異質でたまげました。

ミュージカルていうより、ライブで、かっこよくて。

ストリートミュージシャンのコーラス、そしてそして、SEASONS OF LOVEの衝撃。

ミミが着物をリメイクした衣装を着てたり、セットが日本の和紙の照明を使ってたりで、不思議と嬉しかったです。

当時は、今ほどその瞬間の値打ちが分かってなかった…正直、じゃあドラッグとかやるなよ、て思ってしまってたんですね。

何となく、好きな事やってる人のかっこいい青春もの、みたいな気がしてしまってたの…

でも、改めて、それでもいいじゃん。と思った。

そして、その奥の、そういうふうにしか生きられない切なさとか、過酷でもそっちを選ぶ強さとか分かってなかったんだね。

AIDSが問題にされ始めた頃。早、この作品も立派な古典になりつつあるんだ。

これから、どんな作品が必要とされてくんだろう。

世界はどこへ動いていくのだろう。