竹取物語

昨夜は雲光院にて、さん喬師匠のお弟子さん、喬四郎さんの朗読劇、竹取物語

黒田絵美子先生の脚本、演出で中大チームも集まって♪

途中急遽、師匠もご出演され、中大学生さんたちはハッピで転換(*^o^*)

二部はお月見コンサートで、田辺商店というユニットのライブ。(ご夫婦のギターとチェロのデュオ)

デュオ名の由来は、この近くでお母様が長年駄菓子屋さんをやっていらしたからという事で☆

オーチャードホールから、ホテルから、様々なところで演奏されているそうで、トークは爆笑、演奏は超素敵でした。

さてさて、喬四郎さん。

いつも、師匠の早変わりのお手伝いにいらして下さっていたのですが、あまりお話した事がなかったのです。

しかし、高座に上がられ、本編になった瞬間、全く泣くようなシーンじゃないのに、涙が出そうになりました。

あたたかい方なんだなあ。伝わってくるんです。

出て行った瞬間、お客様が好きだなあて思ってしまう…凄い…

これは、一番大切な事なんだなあて思いました。

そこから始まっているので、笑うし泣くしで、客席も盛り上がり♪

竹取物語って、落語の一番古いお話なんだそうです。求婚者のエピソード、面白くて(*^o^*)

師匠いわく、日本人が最初に取り上げたのは、エイリアンだったわけで、面白いですよね〜て☆しかも、切ない話というより本来は笑い話なんですよ☆って。

へえ〜(≧∇≦)

私は、あの世とこの世の話、生死の話かなとも思いました。不死の薬をもらっても、大切な人がいなくなったら意味がないのはやはり切ない。

昔は、若い娘は何故か月を見てはいけないと言われてたそうです。それは、夜空の月が綺麗すぎてすいこまれそうだなと思った記憶を思い出しましたね。なんか、現在の生活から、新たな何かにぶっ飛んでしまいたくなる衝動に駆られた。

昔の娘なら、今よりもっと、生活に制限があったろうし、体のバランスとも関係あるのかなあ…

喬四郎さんのお話に合わせ、田辺商店さんが音楽や効果音を。ミュージカルみたいで楽しかった♪

師匠が、我が子の授業参観みたいに見守っていらして、それもあたたかかった…

終わってから、いつもお稽古で使っていたホールで大集合☆

打ち上げも兼ねてだったのですが、ここに来るといつも食べて話して笑っている気がします。

そしてまさかの私、帰れなくなり…

「泊まっていって下さい」

ひぇ〜(◎o◎)

大好きな霧ヶ峰のペンションにどうしても似た雰囲気を感じていましたが、リアルに旅館みたいにお世話になってしまいました。

ありがとうございましたm(_ _)m

雲光院は居心地が良すぎて、甘えないようにと思います。

帰りは御本堂にお祈りして、また我が家のお墓に行って帰りました。