二部〜霧笛

では、ここで霧笛そのものに注目してみたいのですが…皆さん、霧笛を聞いたことありますか?私は、自分の記憶で思いあたる音…あれは船が出て行く汽笛だったんじゃないかなあなんて思って聞き直してみたり。

歌のお店なのに、ご無理お願いして、音を流して頂きました。霧笛はそれだけで、本当に何もいらないくらい、哀愁のある音です。

昔、海の航海士達は、夜には星を頼りに旅をしていたわけですが、天候が悪い時は灯台の灯り、そして灯台で鳴らす霧笛の音を頼どころとしました。

灯台ごとに音や間隔が違い、場所がわかるようになっていて、銚子の犬吠埼灯台などは、牛と呼ばれる、上がっていくようなサイレンの音だったり。流して聞いて頂いたのは
「ボーッ」とストレートな音。北海道の納沙布岬灯台です。

横浜には赤灯台、白灯台マリンタワー、シンボルタワーなど沢山立っています。

ここで、ポルトガルのファドに挑戦♪
アマリアロドリゲスの難船Nafragioを、ちあきなおみさんが、日本語の歌詞をつけて歌われたものです。

♪霧笛