二部〜和洋折衷

さて、私が横浜の霧に注目したきっかけは、実はレストランです。

元町を歩いた時、白壁の螺旋階段のある、それはそれは素敵なお店があって…

「霧笛楼」フランス料理屋さんでカフェもある♪有名なお店だそうですよ(*^o^*)
文豪、大仏次郎の小説「霧笛」に由来する…なるほど…

幕末の横浜。小さな漁村に、開港を機に沢山の人やものがやってくる。外国人にへつらい、古いものから脱却できない大人達は頼りない。血気盛んな若い主人公は、外国人紳士の紳士ぶりにむしろ惚れ、自ら邸に奉公する。が、次第に現実にまた目覚めていく…

古いものと新しいもの。西洋のものと東洋のものが織り交ざっていく時代を思って。横浜が生んだ日本の歌姫、美空ひばりさんの

車屋さん

そして、霧ならぬ

♪煙が目にしみる