稽古終了1

昨日は、無事に録音することが出来ました本当に皆さんありがとうございます
 
そして、打ち合わせから、今日は画家の日笠君がなんとラフ画を描いてきて下さいました。
 
スケッチブックに描かれた絵。いつもの色彩より、鮮やかで、これからそういえば夏だなと思う、なんか旅に出かけたくなる、ワクワクする絵。やっぱり日笠君の絵は大好きで、いまだにチラシデザインをして下さる事が夢のようです。
 
さてお稽古。
前回までのおさらいをして、新曲を聞いて頂いて。「アゲイン」という曲のアレンジで一瞬詰まったところで、シンガーの来る時間に。
 
「俺ら、タバコ吸いながら考えてきていいですか?多分、千絵さんは今まで通り弾いてくれて大丈夫です」
 
と言って、チャンヒ君とチョッピイ君は喫煙所へ…
 
た、たのもしい…ありがとうございます(涙)
 
そこにお久しぶりの大塚君と今宮さん登場本当に入ってくるだけで、部屋が完全に楽しいモード全開になってしまう、素敵な方々です。
 
久しぶりの「ひとつ」は、アレンジやキー変更もありでしたが、さすがお二人。我らも含め、ミュージカル畑4人ですから、共通言語は暗黙のうちにあるからか、出来上がっていくまで早かった。
 
出来上がってきたころ、二人が戻ってきてくれて、何となく入ってくれ、無事録音終了。
 
もちろん今はまだまだ、最初の段階だけど、それぞれが全く違うメロディーが、きちんとハーモナイズされてて、感動でした。
 
声の不思議。これは高校時代、マドリガルや中世のミサ曲をアカペラでやっていた、心地よさの記憶から作った曲。6人で6声とか、一見無謀なんですが、ハモれると楽しいから、辛くなく、やみつきになる。
 
「俺らは、この曲はほとんど入らない方がいい。声を生かした方がいいと思う」と二人。
 
 
その後、アゲインを。
 
(◎o◎)
 
 
 
すげ〜かっこいい〜
 
というか、
 
 
作曲した時に頭でイメージした通りだ!!
 
「千絵さんの曲は、どう演奏してほしいかが明確なんです。というか、ピアノの弾き方聞いてたら、はっきり伝わるから、誰がアレンジしても、こうなりますよ」とチョッピイ君。
 
ありがとう〜〜〜
 
 
多分、どうにでも曲は変わっていけるし、フラットなものなのだと思うのですが、おそらく二人は、まずバンド体制に不慣れな私に歩みよって歩みよって、演奏して下さったんだと思います。本来なら、まず私が、チョッピイ君が言うようなことをアレンジ譜として二人に渡すべきなのだろうし、無理なら言葉で伝えるべきなのに、勉強不足で、何も伝えられてない。
 
ただ出来るのは、弾くだけ。
 
が、本当におっしゃる通りで、弾いている時に頭にあったバーチャル音がそのまま鳴っているみたいで、とにかくすごかった。
 
なんて優秀で優しい二人なんだ〜〜
 
 
バンドの醍醐味が活かせる曲が果たして作れているかは疑問でしたが、アゲインは、もともとミディアムロックのイメージがあったから、やっとそんな感じになりました。
 
チョッピイが、大好きだと言ってくれてたので、きっと形になるのが早かったんだなと。彼曰く、本当は、大編成のオーケストラの音が鳴ってるんじゃないすか、と言ってくれたんだけど、よく本人わかってない(笑)
 
これは、洋物ミュージカルを長く歌い、伴奏させてもらった事と、JPOP好きがミックスして出来た曲だと思う。
最初に中村君と作った曲なんですよね。
 
男の人と作った曲は初めてだったんですね。自分もこういう感じの曲作るのかと思った曲。
中村君も、以前私が作った曲も聞いていたから、
「みけちゃん、こういうの作るんだね」と。ピアノで弾いてる時は、それでもピアノ曲っぽかったとは思いますが、バンドになると、より明確になりました。
 
ひとつは、苦労して苦労して二年越しに出来た曲。中村君と意見が合わない。要求になかなか応えられるメロディーができない。アゲインは一発だったのに。
 
皆さんに歌ってもらう。多分私は、主導権を誰かに渡す事がなかなか出来ない、ワガママな人間。それを要求される曲だからと思います。
 
だけど、ひとつが好きな人は多い。やっぱりみんなに手渡していく曲だからなんだな。