レッスン

今朝は、ステップスで、boy beステファノ役で大変お世話になっている福沢良一さんがお芝居のレッスンをして下さいました。
 
俳優としては勿論、演出、教授、様々に活躍されるまさに大先輩です。
 
今日伺って、私は今まさに知りたい事のヒントを頂いた気がしました。
 
ダニーケイという俳優さんが、ニューヨークフィルオーケストラを指揮するという異色のフィルム。
 
ダニーケイの表情や演技で、クラシックが奇想天外、抱腹絶倒に生まれ変わり、大ホールが笑いと愛に包まれていました。
 
ダニーケイの演技は、誰が見ても何を表現したいかすぐわかる。
 
人をつかむ、飽きさせない、押し付けがましくない、絶妙な方。
 
楽譜が読めないとおっしゃっていたけれど、普段ミュージシャンが目指している音楽と、音楽に合わせて体や心を動かしている俳優が見ている音楽が、一致して、敬意で結ばれたんだなあと思った。
 
まさに今コメディに関わらせて頂いてるし、俳優としても、勿論色々勉強になったのですが、音楽そのものも勉強になった。
 
何より、昨日私は、音楽で意図を伝えるのに勉強不足だからできないと思っていたけど違うんだ。
 
伝える術は沢山あって、それこそ表現できてなかったのだと思いました。
ピアノで唯一できたけど、もっときっとできるんだな。
 
あと、クラシックってやっぱり楽しいんだなあと思った。豊かなんですよね、音が。確かに、無意識に弦楽器や管楽器の音をイメージして、弾いてる事はあるなあでも、そんな注意深く聞いた事なかったから、聞いてみよう→どうしても眠ってしまってたので(笑)
 
実は昔、中学の吹奏楽部や高校の音楽部の時、指揮をやってました。全校集会でもよく振りました。指揮者は楽しいんですよ。ただ振るんじゃなくて、もっとこうして〜てやると、その通りになるでしょ。そりゃ、本当になるには、沢山勉強しないといけない職業のはずだなあて思った。
 
時々、ふざけたくなりましたね。自分がここで振るのやめたら、本当に終わったりすんのかな〜とか、合図したらみんな色々やってくれるのかな〜とか(笑)
 
小学校の音楽の先生が、すごく分かりやすい指揮を振るので、よくふざけて真似していて、そのまま中学高校で振っていたんですね。インチキ指揮、とよく言ってました。でも、指揮の振り方誉められたりして、ああやっぱり小学校の先生、すごかったんだなあと思ったものです。
 
結局、ピアノ弾いたり、振ってだったら、こうして欲しいという要求は出来るのに、言葉がない。
 
私、女優なのになあ〜でも、そんな繋がり、考えた事なかった。
 
次回は、表情行けたら、絶対行きたい(*^o^*)