風の中のピアノ
今日はお休み
家にいると、すべての窓を開けます。
風の道が出来て、気持ちいい〜
冷房に慣れざる得なかった体には、ちょうどいいです。
今までのリハを聞き直してみた。だいぶ変わってる。
最初なんてギターやベースがいないから、淋しい(笑)チャンヒ君のドラムやジャンベは本当にかっこいいが、やっぱりそれにピアノだけは違和感…
たくさん入ってくる難しさで、ちょっとてんてこまいしてたけど、やっぱりたくさんは豊かになる。
チョッピイが来てくれた時の劇的変化は凄まじい。
私のカルチャーショックは、実はギターの宮川君が来てくれてから。今までは、低音やリズム楽器の上で、和音が出る楽器は一人だったから、わりと自由だった。
ピアノとギターは、うわものというそうです。実は、微妙なピッチの差とかあったり、同じ音域に行くとかち合ったり、そういうのは初めて経験して知りました。逆に、うまく音域を分け合ったり、取り合ったりすると、いい感じなんだな〜
昨日、飲み会でちょっと聞いてみたら、今までは歌とピアノで完結していただろうけど、隙間が凄く大切だよ、て宮川君が教えてくれました。
まだまだ、自己完結してるから、隙間があれば、こちらも探っていいとこに入ってけるんだよね、て。
そんときは、音楽の話で納得したけど、こう書いてみると、深い言葉ですね
いい隙間の作り方はまだまだ探ってわからないでいて、今日もピアノに向かってみた。でも、こうして落ち着いて、家でピアノ弾ける時間は凄く大切。
楽譜にないもの弾くにしろ、フレーズを探って練習していくのと、やっつけは全然違う。往年のピアニストならその場で最良の感覚で弾くだろうけど。
それでも、録音と合わせても、まだてんぱるわけだから…
似たようなフレーズになってしまったり…
録音聞くと、迷走している時はコードにはまらない音をガチャガチャとリズム感なく弾いて、邪魔しまくってるんです。
分け合ったり聞き合ったり、グルーヴしたり、もらった持ち場はいい気になったり、そういうのが一番バンドの醍醐味なのにね…
課題だわ。
しかし考えたら、この企画始まって以来、初めて、他に何も掛け持ちしていない(笑)
リハーサルを繰り返しても、こういう時間がほとんどなかったので、その場しのぎで、本当に迷惑かけたなと思います。
何でも、稽古じゃない自分の準備時間が一番大切だからな。
やっぱり、私は不器用人間だなあ(^_^;)
弾き語りをがっつりやるときは、ピアノが目つぶって弾けるくらいじゃないと難しい。矢野顕子さんも昔、ポロッと言ってたんですよね。今ひたすら弾くのみ。
歌いたい…というか、早くその境地に持ってきたいな。