クリスマス稽古

今日から、クリスマス稽古。
 
ロッキーズの稽古が終わってからの、ステップスのスタジオをお借りしたので、皆さんにお会いしました。今日は、ダンスの振付の日で、わこさんや真由美も勢揃い。
 
私自身は、歌の日しか担当ではないのですが、なんか、不思議な感覚で、私も今日、ロッキーズ稽古だったような気がしてしまいました。
皆さんとさよならして、さあ、日数も限られてますから、クリスマス稽古です。
 
毎年クリスマスとなれば、いっぱい練習してきたあんな曲や、こんな曲から、新曲まで当たりました。
 
新曲に関しては、ほんとに、なんというか、ピアノだっさーい音源から音をとるだけで必死だったな。
 
中村氏、爆笑してましたね。あたしは、ラララ〜で精一杯だった。
 
今、ロッキーズでやらせて頂いている、ジャズの感覚をもっと活かさなきゃと思います。
 
あとは、忘れてるのもかなりあったな。
 
驚きはオリジナルです。
 
他の楽器がいて、どう弾いていいか前は戸惑ったのに、今は、他の楽器が急にいなくなって、ものすごく戸惑った自分がいて。
 
いまさら、弾き語りって、本当に大変だなあと思い、なぜにそこまで、私はピアノを頑張っているんだとか哲学的なとこまで(ちっとも哲学的じゃないけど(笑)
考えてしまった。
 
だって、素敵なピアニストさんは、アニエスさん然り、沢山いらっしゃるし、プロの方に委ねて歌を磨くべきだろうよと何度思ったか。
 
 
頂いているお仕事だからありがたいし、やるのはまず当然なのだけど、他にやることがあるんじゃないかとか、本当に色々悩んでしまうくらい、最近ピアノを弾いている。
 
もうこういう時は、しのごの言わず、世に認めて頂けるレベルまでやらないと、なんにもならないことや、自分の糧にならないと、本当にバカなんだとずっと思ってきた。
 
いつか、見てろと思って弾き続けて、いつの間にか、勉強させてもらったことは沢山あるし、ある意味、それを言い訳におろそかにしたこともあったと思う。
 
でも。
 
ポワーヴルで震えながら一人でやらせて頂いてた時、なぜ弾かなけりゃいけないとかじゃなく、自分一人しかいなくて、どうしても歌いたくて場所を探して受け入れて頂いて、考える間なんかなかった。
 
初めて、弾けて良かったと思った。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
四年経ち、本当に沢山の仲間や、場所を踏んだからこそ、恐ろしくなっているし、欲張りになる。
 
今、私がポワーヴルに出来ること。それは、変わらずですが、お客様に喜んで頂くこと。そして、もし少しずつでも、ライブが聞きたいということでお客様が増えて下さったら、私自身も嬉しいし、お店にも少し返せるのかなあ…本当に少しだけど…と思います。
 
まだまだ、素敵で、美味しいというお店本来の魅力におんぶにだっこ状態なので。
 
どちらにしても、ポワーヴルは初心に帰る場所。最近のクリスマスは、本当に、そういう意味で、特別です。