ヒロシマの詩

今、私は怒涛の観劇ウィークに突入してまして、2日目です(笑)
 
今日は、キンダースペースワークショップでお世話になった、栗田かおりさんのお芝居。劇団創劇舎さんの、ヒロシマの詩(うた)。
 
実は、まさかと思っていたのですが、私が通っていた養成所が、上演の場所(◎o◎)
 
2006年には、プレゼントという公演もあって、お稽古場としても通っていました。
 
やがて、主催の先生から養成所を別の形で別の土地で続けられると伺って、どうなったのか、知らなかったのです。
 
最初は、隣のビルを養成所跡と勘違いしていました。なくなってしまったのか、こんなに変わってしまったのかと、淋しくなりましたら…
 
間違いで(笑)
 
内装が変わって、お芝居も出来る素敵なスペースに
 
ロビーにはグランドピアノがあって、憩いの場になっていて…
 
今日のお芝居のチラシを描かれた齋藤聡さんのハガキも飾ってあり…
 
思わず一枚購入
 
ご本人もいらして、
思わずお話してしまいました。
 
劇場は、私がいた頃は、白い壁の鏡張りの明るいスタジオでした。当時もスタジオ公演をやったりしたから、なんだか、歩く度に今いる場所がわかってしまう。
 
壁の、フックのあとが思わず、あ、時計かけてるとこだったけど、もしかしたら今も普段はかけてるのかなとか…
 
今日は、黒く全面覆われていて、初めての方なら、そういう場所だと思うよなと思った。セットしたのか、内装が変わったのかは分からないけれど、こうして、今も素敵に、お芝居がなされる場所として使われていること、とても嬉しく感じました。
 
お芝居が始まり…
 
 
東日本大震災の復興支援事業公演ということで、原爆の被害を受けたヒロシマの人々のお話。
 
題材の重さの中にも、日常の笑いが沢山あって、身近に感じられました。
 
栗田かおりさんは、声優も映像もされる大先輩の女優さん。ワークショップの時から、ナチュラルなのに、心に響くセリフ、演技が素敵だなあと思っていたのですが…
 
栗田さんは、何もされてなくても、その役で。優しさや人生が自然と滲み出ている…
 
創劇舎の方々、みんなそのような感じがして、ドキュメンタリーみたいでした。
 
 
途中、役でハーモニカを吹かれた方がいて、これがまた良かったです
 
 
栗田さんとの繋がりが、過去の思い出とまで繋がっていて。そしてなんだか、この舞台の内容とも繋がってきて、帰り道、何とも言えない気持ちで。
 
 
今出来ること、楽しんで幸せになろう。
 
そして、みんながそう思って笑顔になったらいいなあと思った。
 
なんか、やっぱりまだうまく言えないですが、不思議な余韻です…