横浜空想旅行

なんだか、昨日見た興奮覚めやらぬままに、パワーが全開です(笑)
 
あたしも、やるよ〜みたいな
 
今日、抜き稽古でお休みなのもあり、10月の横浜物語に向けて、構想を練りました。
 
やっぱりミュージカルとかも混ぜたステージにしようかな、いやいやどうしよう…
 
 
横浜物語…この企画は、正直構想が命なんです。既成の曲とエピソード、それをどう組み立てるかが、私のオリジナリティなわけですし、ひとつひとつが面白くても、それで台無しなわけで。一字一句はあまり問題じゃない。
 
 
本読んだり、色々情報集めしたりしたって、所詮は、字面だけです。
 
横浜の街を歩かないと分かんないことがある。そして、人に逢わないとね。
 
でも、まず、じゃ私何がしたいんだろ、て思うと、全然まとまってなくて。
 
それを、朝から、パソコンに向かって、何も資料とか見ないでひたすら打ってみました。
 
そしたら、溢れる溢れる…まとまらないの巻(笑)ただ、何がしたいか、わかってきました…
 
 
小説なら、ある意味本当に自分もゴール決めないし、どう書いたってかまわないけど、これは、ノンフィクション。
 
 
なんで、横浜を特集してるのですか、とある方に聞かれ、私も改めて考えてみました。
 
最初は、実は、お客様がどうやったら、横浜という都心から遠い場所で毎月やるライブで来て下さるかという発想でした。嫌らしいですが…
だから、誰もが知っている曲をなるべく選びます…
 
 
そのうち、ひとつの街に沢山の方々が詩やメロディーを寄せ、歌い継いでいること、本当に沢山の種類の曲があること、そこに共通したものがあることに気づかされたんですね。
そして、スタンダードになる音楽には、やっぱり力があるんですよね。
 
 
これは、ぶっとい幹を探ってくような…お客様に合わせてと思いながら、いわゆるオリジナル曲を作って歌うのに近い活動だったんだなあと…まさに、長くやってきて見えてきた、ぶっとい幹を表現したいと…
 
他の街でも、あったかもしれないけど、ご当地ソングがこんなにある街は無い!
 
ご当地ソングだけにとどまらない、沢山の曲に触れてきました。
 
実はこの街を見ていると、ちょっと大げさだけど、日本とか世界全体が見えたりしてくるのです(◎o◎)
 
近代の、ですが。
 
私はこれより前の日本を知るなら、音楽的には邦楽やらないと分かんないなあて本気で思います。それは正直、未知の世界。
 
五線譜の音楽をやっている、しかもどのジャンルやりたいとか絞れない自分には、とても浅いレベルでしか、まだ触れられてないけど、凄く勉強になってきました。
 
そして、多分、毎月マニアックだとか言われながらやってきたことは、ラジオの音楽番組を作るようなことで、自分に曲が合う合わないとか考えないで色々挑戦してきたんですが…
 
これは歌いながら、ごはんみたいに音楽を体に入れてきたんだなあて。
 
オリジナル曲を創る時は、頭は空っぽですけども、そんときに体に色々な音楽が染み込んでないと、似たようなものしか創れないのです。
 
どこかでいつも、創る予定も無いのに考えてる自分がいますね。だから私はいつも、時代も関係なく、オールジャンルに興味があって、気が多くていかんのだけど…
 
色々な知らない音楽 やエピソードに触れた時、自分が、へえ〜て思った感動を伝えたいなあと思っています。自己満足じゃなくて。
 
私なりに、だけどスタンダードをお伝えできたらと思っています。
 
去年は旅に出る話で旅に実際出て、仲間の力を借りて、オリジナルを作っていました。主宰も別だし、参加してる立場で。
 
今年は横浜の街の力を借りて、時空を超えて、音楽旅行するんだなと思います。今度の味方も、とても強力で尊敬するアニエスさんというピアニストさん。
 
お客様に楽しんで頂ける船を創らなきゃなあ。