海に行こうとしたわけではないのだけど、今日伺った場所の近く、思いもよらず海に出くわした。

全然場所は違うけど、バスの車窓から見えてきた景色が、初めて一人旅して積丹の海が見えてきた時と似たような景色だった。

あの、突然風景の中に、キラキラした海が見えた時の感慨は、何とも言えません。

不思議で、色々な節目に、海に遭遇する気がします。

新潟の海を見た時も思った。

あたし、こんなとこまで来ちゃった。

という感覚。

いったい何をしてるのだろう。

時間のポケットに入ったような。

その時はよくわからないけど、貴重な体験をしている実感だけはある。

あとから、それに気づいていくことになる時間。

音楽の勉強を始めました。

それをたいそうめいて書くために、海を持ち出したんじゃないんですよ。

ただ、興奮と不安が入り混じっていた時、海を見つけたら、何となく自分の心の状態が移しだされてる気がしました。

バス停から海岸が近くて、思わず降りて行きました。

波の音が強くて、逆光で、よくわからないけど、撮りました。


果てしない…

でも、きめたんだ。


バス停に戻る。

音楽は、言葉が違っても、世界共通…バスを待つ時間、本から言葉が飛び込む。

いろんな海を見てきた気がするけど、当たり前に海は一つしかないんだよね。繋がっているんだ。