Doubt

昨日は、昼、旺なつきさん主演のDoubtというお芝居に☆
 
日暮里d-倉庫にて。
旺さんは、boy beで本当にお世話になりました。そしてめちゃくちゃ嬉しいことに、フィガロでもお世話になるのです
 
昨日の舞台は4人芝居。
 
教会が主催する学校の中で、尊敬を集めている若い司祭が、男性に秘密裏に何か仕掛けているらしい…証拠はないものの、確信した校長(旺さん)。
 
徹底的に解明しようと格闘する校長と、巧みな司祭。
 
どちらが正しいのか、最後までわからないのです。
 
テーマは、疑う。
 
これは本当に、役を飛び越えて、相当なエネルギーと人間力がないと、できない芝居だと思った。
 
対決シーンは見もので、謎解きミステリーをみているようでした。
 
ぞくぞくしました。
 
終わって出ていらした旺さんの、細くスラリとした、優しいお姿を拝見し、舞台では何十倍に大きく見えたので、わかっているのにびっくりしました。
 
疑惑。それは前に進む大きなエネルギーだと、演出の方も書かれていましたが…
 
できれば信じて生きていきたいですし、すべて解明したいけれど、そうできないことがほとんどです。そして、そのままにした方がよいのかもしれないこともほとんどなのかもしれません。
 
安易に、単純に信じていくというのでなくて、よく見て、考えて、それでもあきらめないで追求していく。信じられるまで。
難しいことですが、やり切りたいことです。
 
それは、様々なことに言える気がしましたし、なんか、普段は口に出せないことを、全部校長先生が言ってくれたみたいな(笑)気がしました。
 
 
いや〜、まだぞくぞくしてます。