2014年☆後半

テネシーウィリアムズが終わった直後から、今度はYou've got mail という団体にお世話になることに。

今回は坊ちゃんからの手紙。夏目漱石が題材です。

オペラやミュージカルで活躍されている岡田誠さんを始め、声優、映画俳優、様々なジャンルのベテランの方々から若手の方々が集うカンパニーです。もう13回目。

新参者である上に、びびっていたのは、生バンドで生声ということでした。

しかもいただいた役は、マドンナ。

夏目漱石の原作と異なり、医者を目指す明治の女子高生の役柄でした。
かなりの正統派ヒロインだったので、冷や汗かきかきでしたが、貴重な経験となりました。

というか、皆さんがそれぞれの道の芸達者でいらして、毎日様々な特訓をしてくださったので、半ば、学校に行っていたような気持ちでした。













秋は、岡村佳代子ちゃんにお誘いいただき、林美喜さんとのライブ。

大人の雰囲気のライブは、とてもゴージャスな気持ちに。貴重な機会をありがとうございます☆

ピアノの今野勝晴さん、フルートの千装智子さんも、とても素敵で、夢見心地でした。





そして、秋には本当に久々に、恩師の平田朝音先生にお誘いいただきました。先生のお芝居作りに参加させていただけたこと、宝物です。

実は私は、去年の暮れから今年の初め頃にかけて、猛烈にお芝居の基礎に立ち戻りたいと考えていた時期がありました。そのとき、平田先生にまた教えを請いたい、と思っていたのです。なので、お声がけいただいたときは、とてもありがたかったです。

劇団SHOWの皆さんとの「さよなら、そして、しあわせの予感」。

両親や、それ以上の年齢の方々が、生き生きと演劇と向き合ってらっしゃる姿に、本当に多くのことを教えていただきました。

先生が初めて本格的に書かれたという作品で、あたたかな本、大好きでした。

ここで、初めて既存のセリフ、しかも自分のセリフに曲をつけ、歌うという経験もいただきました。

お手伝いに入ってくれて、SHOWでは脚本も手がけたことのあるステップス同期、安野由記子ちゃんとも、久々に沢山交流できて嬉しかったです。

いろいろお稽古で戸惑うこともあったとき、本当に親身になって助けてくれました。





そして11月には、第二回のリトルミュージカルの公演。
ほとんど今年は、出演などで教えに関わることができず、みなさんに頼りきりになってしまいました。

20人にも増え、規模も大幅に大きくなっての公演。私は当日のお手伝いしかできなかったのですが、拝見させていただいて、子供も、大人も、リトルミュージカルに関わってくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。