ライブノート




2012年ごろまで、月に1〜2度、横浜や銀座で歌のお仕事をさせていただいていました。


特に横浜では、遠い地で、少しでもお客様に楽しんでいただけたらと、いろいろなエピソードを調べたり、選曲したりしました。


そのうちに楽しくなり凝りまして。


一ヶ月ごとに、ものすごい調べて、ヘトヘトになっていたけれど、ミュージカルしか知らなかった私にとって、いろんな曲を知ること、挑戦できることが嬉しくてたまりませんでした。


いまだ、その貯金のおかげで、歌っているようなもので、、レパートリー増やさなきゃな☆


当時つけていたライブノートを見て、また外国語の歌の稽古をしました。


パラパラめくると、横浜のいろんなエピソードが面白くて、、


ほんと、、魅力的な街だなあ。


横浜が教えてくれたこと沢山。


いま考えると私は、ライブではなく、舞台の延長で、歌のお仕事をしていたのかなと思います。


実は私にとって、横浜が台本だったんだと思いますし、毎月、いろんな役を演じるように、歌に挑戦していたんだと思います。 構成も、完全に台本でした。


そして、それが無くて一曲聞かせるのは、まだまだ未熟で、怖かったんだと。




あと


いろんな曲を歌いながら、どのジャンルが好きか絞りなさいと言われながら、いや、どれも好きだからなあと思っていた。


その発想も、もしかしたら、お芝居の発想に近いのかな、、




ただ、これは、はじめから思っていたけど、いつか、オリジナルをやりたいと感じるようになりました。


だからか、いつも、いろんなエキスを自分に入れたくて、何でも挑戦していた気がします。


作ってみた今は、そこまで、私はオリジナルの人です、と線引きすることでもなかったんだなということ。


シンガーソングライター1本で、というよりは、感じたものを素直に表現する、オリジナルの引き出しも増やせばよい、ということでした。


演者であることが多いので、クリエイティブなことをすることで、両方のベクトルができて、楽になったなあと感じます。


それがどう受け入れていただけるかが、一番怖いことではあるけど、これからも、あまり肩肘張らず、どんどん作っていけたら、て思います。


また、今回のライブは、ライブといっても、完全につくり方はお芝居。


いつかまた、リハーサル無しの、その場で生まれる遊びを届けられるようなライブもやってみたいです。


なんにせよ、いろいろ経て、今がある。少しずつ、シンプルに見えてくる。


なんでも繋がってるんだな、て感じています。