詩とメルヘン

先日の葉祥明さんの記事を見てくださった方が、詩とメルヘンという雑誌を好きで読んでいて、葉さんの絵をよく拝見していた、と教えてくださいました。

私はこの雑誌のことを知らなくて、早速ネットを覗いてびっくり。

サンリオから出版されていたその雑誌は、沢山の素敵なイラストレーターさんが参加されていた雑誌。投稿者の詩にイラストレーターが絵を描いてくださるコーナーがあったり、、すごく魅力的。
残念ながら、今は休刊となっています。

そしてその編集者が、なんと、やなせたかしさんなのです。

イラストレーターも、今は売れっ子の名だたる方ばかり、、、

私は、やなせたかしさんといえば、すぐにアンパンマンと結びつく世代ですが、意外にもこの雑誌の刊行当時は、アンパンマンがまだヒットする前だったとのことです。

そして、この記事を拝見して、葉さんとの結びつきの深さに驚き、その内容にとても感動しました。

お二人の絵のお話は、そのまま音楽やお芝居、いろいろなお話に置き換えられると思いましたし、とても共感しました。

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ちなみに、夢みたものはの立原道造さんの詩集も、サンリオから出版されたギフトブックなので、おそらく、この詩とメルヘンから生まれたシリーズなのではと思います。

葉先生が、いまはスマホやパソコンの世代で流行らなくなったと危惧されたのは、詩のような、言葉を大切にする時代ではなくなったということなのでしょうか?

大切に手紙を書いて、それにお返事を書くように、詩を書いて、絵を描いて応えるようなことが、時代遅れなのだとしたら、悲しいことです。

そして、メールが流行る過渡期に思春期を過ごした私からすれば、

別にメールになったって、手紙は大切に書くし、用途を選んでメールもLINEも大切なツールとして使っている。というか、そうありたい。

だからどんな形でも、やっぱりまた、言葉を大切にして、想像を膨らませる夢のような雑誌を復刊してほしいし、絶版の絵本も再版してほしいと改めて思います☆

ネットでも始めてほしいです☆☆