Healing Heart 〜心の風景を求めて〜

今日は2月29日。


4年に一度、閏年にしかない不思議な日。


改めてまた、いただいた葉祥明さんのDVDを鑑賞しました。






例えば


花が開くとき。


夕日が沈むとき。


その瞬間を見たいと思っても、なかなか見ることができません。


朝早く起きたときや


夕焼けを見ているとき


草の中にいるとき


特有の匂いや風がある気がする。


たまに感じられたときは、なんだかとっても得をした気がします。


あとは季節が変わるとき。


あ、この風や日差しは今までと違うなとか。


そういう、当たり前の毎日の中にひそんでいる沢山の大切な瞬間。


それが、葉さんの世界には描かれてるんだな、て思いました。


第1章の穏やかな1日、第2章の静寂の中で…は、葉さんの絵の世界の魅力が満載。


第3章はさらに、そこに葉さんの言葉が綴られています。


やはりシンプルで優しいけれど、グッと心に響いてくる内容です。


音声のない文字だけなのですが、実は、この文字を見るだけというのは、いいものだなと思いました。心の中で何度か読める時間があり、ゆっくり染みていきます。


特典映像は、最近の葉さんの宇宙も描いた作品で、私としては新たな魅力を知ることができました。


宇宙は広くて大きいと思うかもしれないけれど、私たちの中にも宇宙がある、みんなひとつだと。


なんだか、見終わって解放感に満たされました。



さてこれは、葉さんの様々な絵を、音楽家のMASAYAさんの音楽にのせて、映像作家の小川翔平さんが新たなビジュアルとして映像化されたものです。



全く葉さんの絵を邪魔していなくて、強く主張するわけでもなくて、心地よいコンビネーションが絶妙。


アニメーションともまた違う、ただの絵の紹介や羅列でもない、素敵な作品なんです。


初めて見たとき、葉さんの魅力が静かに伝わり、心がスーッと癒されていくのに感動しました。


同時に、寄り添う音楽と、絵がグラデーションのように自然に移り変わっていく構成に、驚きました。


今日は2回目だったんですが、また新たな魅力を発見できた気がします。


私はどの章も好きなのですが、特に第1章の花のシーンが好きです。


これは以前にいただいた絵葉書。





自然や命は、強くて大きいと同時に、
儚くてもろいものだと思っています。


それは、身体も心も同じ。


だから、愛おしんで大切にしたいです。


柔らかく。


自分のことも。まわりのことも。