武井先生


今日は、これから市議会議員選挙に出馬される、中学時代の恩師、武井誠先生の会にお伺いしました。


私は本当に申し訳ないのですが、政治的な目的というより、お世話になっている恩師の先生の会に駆けつける一心で。


この記事も、そんな切り口だけですみません。


全くもって不慣れな場でした。


もっと固く緊張する場だと思っていたのですが、あたたかな雰囲気。部屋から人が溢れんばかりで、先生のお人柄だと思いました。


それぞれの方々のお話も興味深く、また先生の人望の厚さやご尽力が伝わりました。


すでに二期を勤められていて、共通していたのは、弱者の声を聴き、反映させようと奮闘されていることでした。


頭で聞くお話より、心に響くお話が多かったです。


先生のモットーは


「小さな声が社会を変える」


ということと、


「つながる」


という言葉。


私は中学時代、よく作文などの最後で、一人一人が気をつけていかなければいけないと書いていましたら、


先生に、一人一人が気をつけるのは当たり前だけど、社会を変えるにはどうしたらよいか考えていくのが大切だよと言われたのを覚えています。


でも、いつも中央の権力に働きかけなくても、政治活動をしなくても、それぞれがそれぞれの立場で心がけること、やれること、やるべきことがあるんじゃないのかなと、思っていました。


それは実は今も、変わっていないところもあります。
まずは、自分自身のこと。


そして過激な論争や、SNSの炎上など、私は怖いと思ってしまうし、何か違うと感じています。


でも


小さな声が社会を変える


というのは、


大きな力で小さな声を潰したり、まとめることではなく、


まさにその、一人一人の言葉を届ける役目をしてくださっているのだなと思いました。


それが、つながる、ということなんだなと。


実行されている先生は、本当に素晴らしいと思います。


最後の先生のスピーチで懐かしいお声を聴いた時、中学時代の授業がフィードバックしました。


初めての歴史の授業で、机を全部後ろに下げて、


人が直立二足歩行をするまでを実演してくださったことや
(最初、生き物は、頭が重いから四つ足だったんだよー!と、突然腹ばいになられて、徐々に説明しながら立ってくださり、、またたくまに噂の先生になりました笑)


朝鮮半島の歴史の時に、イムジン川を歌ってくださったこと


まだ国交回復する前の北朝鮮に研修して、様子を伝えてくださったこと


灰谷健次郎さんの太陽の子や兎の目のお話など


いろいろ思い出し、全く先生は変わられていないし、どんどん目指す場所に向かっていかれているんだなと思いました。


弱者に優しい政治活動は、政治家として、時に大変なことが多いのではないかと思いましたが、ぜひ、お身体大切に頑張ってください。


最後にとても心に残った言葉があったので、書きます。


同じ方向を向いている人が集まれば足し算になる。


だけど、それぞれ別の場所を向いている人が集まれば掛け算になる。


だから、つながりを大切にしたいのだと。


別に政治に限ったことではなくて、どんな場でも同じことだと思いました。