George Winston 〜Autumn
秋晴れの空が、ものすごく気持ちいいので、久しぶりにこのCDを手に取りました。
ちょっぴり歌に聴き疲れたころ、ピアノをかけてみる。
あ、このところ、連投続くと思いますが、まあ気にせず笑
音楽シリーズです。
私が一番最初に買ったピアノアルバムは、このGeorge WinstonのAutumnでした。
https://m.youtube.com/watch?v=gEixb7F9h7M
(いま、こんなフルでYouTubeで聴けてしまうんですねえ、ありがたいけど、怖いような)
こちらはアマゾン。
https://www.amazon.co.jp/Autumn-George-Winston/dp/B000000NEZ
私が手に取ったのは、高校時代の多感な時期で、彼の透明感に惹かれ、ずっと聞いていた気がします。
音楽は自分を鼓舞し、熱くするものだと思っていたけれど、自分を深遠な場所に連れていってくれ、無にしてくれるものもあるのだと知りました。
当時、箱根の森彫刻美術館の映像と一緒に、天気予報の音楽として、
Longing / Loveが使われていて、隣の家のピアノを習ってる子も弾いていた。
大学時代には、パルテノン多摩に、来日していて、聴きにいっている外国人の英語の教授がいたなあ。
そんな人気のGeorge Winstonの影響で、私もウィンダムヒルレーベルを随分聞き込んだ時期もありました。
その後、あまり聞かなくなっていたけど。
今日、本当に10年以上ぶりに聴いてみて、またものすごく新鮮で。
ウィンダムヒルレーベルっていうとニューエイジで、軽くて深みがないとか、イージーリスニング的に言われることもあったけど、私は、George Winstonのことは、そう思わなかった。
シンプルな中に、景色が見える。
今日のような、澄み切った青空が見える。
湿った森の中のような、冷たい匂いがする。
そして、包まれるような暖かさがある。
歌とはまた違う、単純に言い切れない旋律の美しさも好きです。これが、インストの醍醐味なんじゃないかな。
知らない方、アニメーションSnowmanのテーマ曲も、George Winstonですよ
ピアノを弾く時、枠にはめられたテンポ感とか、休符なんか気にせず、感じた時に感じたままに弾きたいと思ったり、
音の向こう側にあるものに耳を傾けたいと思うようになったのは、
この何万回と聴いた彼の影響が、ものすごく大きいと今更思います。