2年

ちょうど、追突事故に遭って2年が経ちました。


おかげさまで、今は首の不調でどうこうということは、ほんとんどなくなり、日常生活も、舞台生活も、充実して送れるようになりました。


といっても、沢山助けて頂いているので、みなさんのおかげです。


本当にありがとうございます。


加害者の方も、被害者ですよね。

交通事故って。


だから、これは人災ではありますが、現代の天災にも近いと思うんですね。

軽い事故だから言えるのかもしれないけれど。


でも、この日を迎えるのが実は怖かったりもして、地味にホッとします。


驚いたのは、事故に遭う直前に書いていた文章が出てきて、、


「心は水がめみたいなんで、その容量を大きくできたとしても、ヒタヒタしてきたら、溢れるし割れる。


心に蓋をするのは簡単なんだけど、正直になろうとすれば、その決壊はデリケートになる。


相手を思って5秒待つとか、深呼吸しようとは思うのだが、コントロールが効かなくなる時がある。


やっぱり私は正面からぶつかることしかできない。」



…とか書いありまして、、



なるほどと思いました。



やっぱりね。


後ろからぶつかっちゃったよ、、、→

そこではない(笑)





私は事故に遭って、色んな方々にご迷惑をかけたり甘えたりしてお休み頂きました。なので、こんなこと言ってはいけないのだけど、、


事故やその後の生活から、実はかなりの事を学んだし、たくさんの事を得たんです。


一旦、否応無しに捨てることになるでしょう。


そうするとね、いきなり楽になったところがあったんです。


あとはプラスしかないから、とにかく、1つ1つができるようになることが嬉しかったし、新鮮にも見えていったし。


やるべき、やるべき、と思って、やりたい事も見えないし、正直になれていなかった。


だから今の方が、楽しい。


特に9月の舞台で、ツアーも参加させて頂いても、やり切れたことが、実は大きな自信になりました。


やれる。やれた。


そういうことを、増やしていけばよいのだと。


起こることは必然。

ていうか、起こっちゃったら、あとは自分次第で、ともかくなるようになるさだと思う。待つしかないけど、忍耐ね。


こんな滅多なことはないんだから、楽しむくらいに。


思い続けること。焦らないこと。


そして1つでもいいから、何か具体的に動いていくこと。ゆっくりでもね。


そうすればね、なんとかなる☆


この、直前に書いていた文章の私が抱えていた疑問に、今なら答えられる気がします。


ワガママだとは思うけど、私は間違ってないと思うんですよやっぱり。


だから悩まないで。  

いいじゃん、喧嘩すれば。


あと、いい加減、いい人を捨てろ。

カッコつけるの捨てろ。


でもその代わり、いくら伝えたくても、相手のことを思わないと伝わらない。


相手に伝わる言葉を選ぼう。

言葉を尽くそう。


相手をまずよく見よう。


相手の人生は、自分とは違うのだから。


それは、とても素晴らしいことなんじゃないか。

対話ってそこから始まるんじゃないか。


と言いたいですね(笑)


結局、言いたい言いたいになると、相手が見えなくなるので、、、


でも。


この2年はやはり、寄りかかることが多かったし、怠けたことも多いんです。


もっと自分の足で立てるように、やっていきたいです。


それも今はこの頃と違って、喜びに感じます。


もういい加減、怖かった運転も、再開したい


人に怖がられないようにしないとだけどね(笑)