新春味噌仕事始め with 飯舘村のみなさん in 埼玉

そして、7日は以前からとても楽しみにしていた、味噌の里親プロジェクトさんの


新春味噌仕事始めwith飯舘村の皆さんin埼玉


参加してまいりました!!






私は、お味噌を作るのは初めて。


いやー!


めっちゃめちゃ楽しかったです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


前回は7月、天地返しといって、味噌樽をひっくり返す作業のお手伝いで、福島で初めて参加しました。


参加の動機は、お芝居「月の上の夜」で、農業を営んで昭和を生き抜いた女性を演じるため、という不純なものだったのに、本当にあたたかく迎えて下さいました。


9月のはじまりの音演劇祭の時にも、福島の皆さんはじめ、プロジェクトの皆さんにも大変お世話になりました。


それ以来の、久々の再会。


でも、瞬時にあたたかく迎えて下さり、とても嬉しくて。今回は、プロジェクトの関東チームと、福島から来てくださった飯舘村の方々と、秩父で作業です。


川越近くに住んでるのに、初のレッドアローに乗りまして、西武秩父に集合し、レンタカーで、三波石などがある神川町へ。











ヤマキ醸造は、想像していた所とは全く違いました!→失礼すみません

ものすごく綺麗な、おしゃれな工場、駐車場も満杯、大人気なんです!!


まずは、豆乳カレーやお豆腐、ゆば、お味噌汁など、大豆をふんだんに使った美味しいランチを。






その後、二階の屋内で、作業となりました。


福島でお味噌作りの作業場を提供下さった菅野哲さんの手作り、青大豆のお味噌の樽や、


昨年プロジェクトの方が作ってくださった樽を、オープン。


樽には、作られた方のお名前が書いてあります。


まさに、作った方の顔が見える食品!オープンの瞬間は緊張感たっぷり…


ラップを外して、まるで焼きたてのシフォンケーキのように綺麗なお味噌が出て来た時には、感動でした!!


このお味噌を、みんなで袋に小分けしていきました。できるだけ多くの人の手が加わるようにと、リレー作業。

ワイワイやりながら、すっかり打ち解けました。


そしていよいよ、味噌作り!!


指導は、ヤマキ醸造の角掛さん。


今回の材料は、


玄米麹。

煮大豆。

長崎産のお塩。


こだわりの逸品ぞろい。


今後、どんな場所でも手軽に作業ができるようにと、ポリ袋と輪ゴムで作業?


まず、麹を切るといいまして、振って混ぜる。重いんだなーこれが。


その後、こねる。力がいります。豆がなかなか潰れません。


新米の私は、へなちょこで、キョロキョロしておりまして、、

そしたら皆さんが来て、どんどん手伝ってくださいました。


凄かったのは、おばあさん達。

私なんか汗かいてるのに、涼しい顔で、手際よく作業され、もう味噌が出来ている、、さすが!!


時々、袋を開けて匂いを嗅ぐと、もうね。すごくいい香りなのです。


あと、豆や麹を食べてみてということで、食べましたらね。

これが甘い!!


こんないいものを使わせて頂いてるんなら、大切に作らなきゃバチが当たるよ、て思いました。


なんとか、粘土くらいまで柔らかくなりました。


そして、貴重な、飯舘村のさすの味噌をいただきます。これで、発酵を促してもらう、大切な遺伝子


今日はここまで。


あとは持って帰って、容器にうつして、秋までに寝かせます。

夏にはやはり天地返しをします。


「いいですね!ひと手間です!ひと手間を無駄にすると、それなりのものしか作れないんです」


角掛さんのお声が飛びます。


深いなあ。


なんでも同じだなあ、て思って、心に沁みました。






東日本大震災の被害の中でも、被爆しなかった、飯舘村の、さすの味噌。

味噌だねとして継承していくことで、復興支援をしようというのが、この味噌の里親プロジェクト。


6年目に入り、かなりの参加人数で、作られた味噌の数も増えたそうです。


一切の妥協をせず、丁寧に作業し、あたたかくお心遣いくださるプロジェクトの皆さん。

菅野榮子さん、芳子さん、敏子さんはじめ、飯舘村の方々の魅力。

参加者の皆さん含め、家族のようなあたたかい雰囲気。


それが、プロジェクトの魅力だと思います。


長崎の原爆で被爆された中で、健康に生き抜いてらした方々がいて、

お味噌汁・梅干し・ワカメを食べてらしたそうです。


味噌は、力がある。

そのことを知った、チェルノブイリ被爆したロシアや北欧の方が、味噌を学ばれたそうです。

そんなお話もしてくださいました。


誰が作ったのか、顔が分かる食品。


自分で、どんなものを作って食べているのかを知っていること。


凄いことだと思います。


年長者に学べるということも、とても大切だと思いました。


今ではすっかり、味噌もですし、食の魅力に取り憑かれてしまってる私です。

そして、その姿勢を、自分も表現活動する時に学びたいと思います。


また、今日は、飯舘村の母ちゃんたち〜土とともに〜の映画監督、古居みずえさんにもお会いすることができました。


東中野のポレポレ坐であの映画を拝見しなかったら、ここまでの出会いは無かったのです。


感動と感謝で胸がいっぱいでした。

素敵な映画を、本当にありがとうございます!!


さて


これから皆さんは懇親会などなど、明日まで続きますが、作業で失礼してしまいました。

写真はほとんど、私は撮れていませんけど、こんな感じで

ありがとうございました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


味噌の里親プロジェクトはこちら!


https://www.facebook.com/misonosatooya/