夜桜

桜は青空の下では、ひたすらに爽やかなのに

なぜ

夜になると

こんなに妖艶になるのだろう。

どこか、死の世界にも通じているような、恐ろしさまで感じる。

最初の3枚は、近所のスポットです。










ここからの3枚は、私が幼い頃から好きだった、武蔵高萩駅の桜である。


トンネルのようだった並木は、老朽化したり、剪定されたりで、スッキリした印象になっていた。


それでも、やはりここの桜は圧巻です。




肌寒さの中で見上げると、提灯の灯りの向こうに、月がいた。








月が見ていた。






シンプルなのに、桜と月ほど、クラクラするものはない。