アレグロ
金曜日は、ステップスのなおみさんこと、大嶋奈緒美さんご出演のミュージカル・アレグロを観劇してきました。
全く前情報を知らずにお伺いしたのですが、本当に心温まる作品で、大好きになりました。
音楽も柔らかく、優しかったです。
アレグロとは、速いテンポのこと。ですが、なぜそれがミュージカルの名前になっているのか。歌い上げるナンバーがあります。
私はとても素敵だな、て思いました。
アレグロなテンポで社会がどんどん周り始めた時代に、現実に押しつぶされ理想を見失いかけた青年。
最終的に、大切なことに気づいて、自分のテンポで生きていく。
というお話です☆
舞台にセットはなく、13人の実力派のキャストだけ、生ピアノでマイクなし。
シンプルゆえの贅沢。
それをかぶりつきで見ることが出来る。
迫力と温もりがあり、時を超えて、今、とても新鮮に響いてくる、そんな作品でした。
なおみさんは、とても明るく楽しく、可愛らしかった!!
また、福沢良一さんは、茶目っ気たっぷりで、美声も堪能させて下さいました。
この日は、恩師の原田先生とご一緒できました。
終わった後、お茶して、いろんなお話をして下さいました。
以下は先生には言えなかったですが笑
私はお話を聞きながら、なんとなく、私も自分のテンポで歩き始めているんだな、て思いました。
以前、偉大な先生や、劇団に守られながらも、そのペースの中で生きていたこと。
そして、音楽に関しては、昨年あたまにオリジナルをやりたい、歌いたいと思った時に、いくら先生がアドバイス下さっても、譲れないものがある事に気がつきました。
前は、それでもどうしていいか分からなかった。
でも今、少しずつ作曲の勉強を始めてみて、勉強すべき方法が違っていたんだと気がつきました。
声はもちろん、音楽そのものを先生に教えて頂いたから今があるし、もっともっと学びたいです。
でも、自分がやりたいと思ったことがあって、
そのための勉強は別にあったんです。
それも、色々な方との出会いから教えて頂いて分かったこと。
最終的には、自分。
答え合わせする為に学びに行ったら、それは学びではなく、保身とか依存です。
そしていつかすぐに、迷路に陥るのだと思う。
学ぶって、もっと違うんだと思う。
なんだろう、、、
前は傲慢だとか思っていたけど、これが自分のサガなんだからしょうがないんだよ笑
砂漠の中に一歩踏み出す恐怖も、ちゃんと引き受ける。
それが自由というものなのかな、て思います。
、、、自分の話になっちゃった汗