ゴブリンとキジムナー

そして土曜日は、二本立て。


昼は劇団MMC×お茶の間ゴブリン企画 ミュージカル

「恋はコソっと」「うみとみう」観劇しました☆




ステップスの岡村佳代子ちゃん、うみとみうで主演

10歳の女の子、好演しててさすがでした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


この作品は、もともとストレートプレイだったのをMMCの方がご覧になり、ぜひミュージカルにしたい!ということで、今回実現したそうです。


私はストレートプレイだったのを見ていないのですが、ミュージカルにとても合ってる作品だな、て思いました。

面白くて心温まるし、子供が見ても楽しめる。

そして、もし学校公演になったら素敵だなー!て思いました!


MMCの作品は初めて見たのですが、テンションが高くて明るい作風で、元気になりました


夜は、味噌の里親でお世話になっている方のご紹介で、

埼玉×三多摩憲法ミュージカル「キジムナー」を観劇。




こちらの作品は、総勢100人を超していたのでは?と思われる大型ミュージカルでした。


市民ミュージカルなのですが、本当、いろんな意味で、頭ぶち抜かれるくらい感動しました。


エネルギーが半端ないのです。


内容は、憲法ミュージカルということで、政治的なメッセージがとても強い、沖縄のお話。

実は私、政治的な主張が強すぎる作品は苦手なんです。でも、これは本当にまっすぐ見る事ができました。


お説教ではなく、思いとして伝わってくるんです。

こんなにまっすぐに、ストレートな言葉で表現する舞台ってあるんだろうかと思うくらい、刺さってきました。


が、音楽や衣裳がとても明るく、ダンスも躍動的なので、見終わって絶望的になるわけではなく、湧き上がってくるものがありました。


特に、音楽がとてもセンスが良くて、本当に私は好きでした。


5ヶ月、みなさんお稽古され、合宿もして、作品創りに挑まれたそうです。そういう丁寧なお稽古は、言われなくても凝縮して伝わってきました。歌もダンスも素晴らしかったし、お芝居もズンズン来ました。


音楽や最初の台本を創られた方は亡くなられたそうです。

が、初演から25年、途中やっていない時期を含めても、ロングランで、毎年様々な場所で演じられてきたとのこと。


その思いの強さ、クオリティ、ミュージカルならではの楽しさ、どれをとっても、本当に素晴らしかったです。


学校時代の先生、サークル時代の仲間、役者になってからのお友達。


実は私の周りでも、色々な方がこのミュージカルに関わったことがあるお話を聞いていたんですけれど、初めて見ました。


私はふと、亡くなられたふるきゃらの石塚さんや、ユーガットメールの福原さん、山口俊平さんの事なども思い出してしまいました。


いろんな事が繋がって、自分の中にもらってきたものと呼応してしまって、ブルブルしました。


合唱ワークショップも頑張らねばと、密かに思いました。